ホンダ オデッセイ 「このままの新車が欲しかった」のユーザーレビュー

このままの新車が欲しかった

2018.8.10

総評

約１４年間、１２７千キロ乗りました。まだ１年車検が残っていたのでもっと乗りたかったのですが、トラブルが続き遠出が不安で手放す事にしました。ペイントシーラントのお陰で５年落ちと言っても通用する位の状態でエンジンもミッションも快調。解体されずに見知らぬ誰かに大切に乗り続けてもらえればと祈っています。結局プリウスに乗り換えましたが、一番欲しかったのはRB1の新車です。

満足している点

乗り心地もハンドリングも素晴らしい。乗り換えた５０系プリウスと比較して静粛性以外は遥かに上回っており、この１０年余の車の進歩とは何だったのだろうかと考えさせられました。通信環境さえ整えば今のトヨタの「つながる車」と遜色無い、超先進的な車でした。

不満な点

Bピラー周りの視界が悪いのと、荒れた路面でのロードノイズの大きさが数少ない不満点。これだけ先進的な装備なのだから通信環境に合わせてせめてケーブルだけでも用意してくれれば最新のスマホとも繋げることも出来ただろうにと残念です。

デザイン

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走行性能

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前に乗っていたP10プリメーラと比較しても楽しさで決して劣ることはなく、渋滞以外で退屈だと感じた事は一度もありません。パワーも必要にして十分。ほぼ無音のままグイグイ加速する感覚は大排気量車ならでは。プリウスの安っぽい加速とは比較になりません。CVTとのマッチングも全く不満はありませんでした。

乗り心地

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プリウスと違い、芯のしっかりとした素晴らしい乗り心地です。以前乗っていたCAアコードを思い出しましたが、それと比較してたっぷりとしたホイールストロークで大きなうねりも上手く吸収してくれました。

積載性

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三列目を収納して後部座席を前に倒すととても広いフラットなスペースが生まれ、子供が小さい頃は布団を敷いて寝かせていました。とにかく沢山荷物は詰めて、引っ越しでも大活躍でした。

燃費

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市街地では７〜８ Km/Lと言ったところ。高速で１２Km/L前後。田舎道では１４Km/L位にはなりました。当時のこの排気量の車としては優秀な数字だと思います。

価格

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故障経験

当初１９年目の車検まで乗るつもりだったので、１０万キロでややヘタリの見えたダンパーを交換。ただブッシュはそのままだったので２万キロ走った位でまたヘタリが見えて段差でのショックが大きくなりました。９万キロでオルタを異音で交換。１２万キロでエンジンが掛からなくなりセルモーター交換。その１ヶ月後の猛暑の最中にエアコンが壊れました。騙し騙しやり過ごせないトラブルが続いたので泣く泣く手放す事になました。１９年目まで乗ろうとしたらギアボックス、ラジエーター、ウォーターポンプ、テンショナー、ブッシュを含めたダンパー、エンジンマウントの交換で少なくとも５０万位の追加出費が必要だったと予想します。