ホンダ フリードハイブリッド 「左手に仕事をさせる車」のユーザーレビュー

左手に仕事をさせる車

2022.4.24

総評

三列シートコンパクトでの仕様としては
ハイブリッドのアシストもあり取り回しやもたつきも無く、速度計の見やすさから
若い時はホットハッチ風に走る事も、加齢と共に衰えによる誤認によるリスクも軽減できる。
時代と共に進化したハイテクな新車の高価さと仕様とのギャップに悩む事なく乗り続けられるディーラー泣かせなクルマ。

満足している点

今や見なくなった「Ｓ」ボタンの存在。
加速前のちょっとシフトダウン。
プレーキペダルを踏まないちょっとした減速。
街乗りで、高速で、ちょっとだけ運転を楽しめるファミリーカーフリード。

視線移動の少ないデジタルスピードメーターパネル。
当時としては奇抜？無駄？なインテリアデザイン。
でもその視線移動の無い普段気にしない程見なかったスピードメーターが視界に見える。
しかも、大きめなデジタル表示で。
ぱっと見で今何キロ？がわかる。

なかなか見ない、テレスコピックは行楽での中・長距離ドライブではシートポジションの選択肢が増えて重宝します。

クルーズコントロールも当時としては稀アイテム。
前車がノロノロであろうとクルコンなら煩わしいアクセルワークもナッシング。
たまには乗せられてみるかと言う気にもなれて面白い。

ハイブリッドだけの遮音機能付フロントガラス。
ハイブリッド仕様のひとつとしてからもある。
しかも、ハイブリッド電池を後ろに積んでる事もポイント。
常に後ろにおもりある事は乗り心地にも一役。
センタータンクも満タン時とメモリゼロでの変化がさほど無い。
心は変わらず走りを求めても加齢と共に身体の反射、耐久は乖離し、我慢を強いられますが三列ながらコンパクトカテゴリーでこの仕様が唯一無二。

不満な点

荷物が大変。
リアサスが車軸式でアライメント調整も出来ない。
運転席左足のスペースが窮屈。
リアのタイヤハウスからリアバンパーの裏がドンガラ丸見え。

デザイン

4

エッジと曲線の織りなす黄昏時の陰影。
デザインコストの比率が高いのではと思うし、開発費用自体かけられた時代なのかなぁと思う。
奇跡の一枚では無いけどたまにハッとすることがある。

走行性能

5

アシストのハイブリッドだけど
二代目Nボさんがもたつくと思うくらい十分な出だしと加速。
モーターの無機質な走りよりも昭和のおじさんにはシビアになる事の無い雑味のある感じの安心性能。

乗り心地

4

遠くになんとなく記憶がある純正15インチの乗り心地はマイルド。
車内の雑音を静かで内張剥がしをするまでは軋みもなく、アイドリングストップの車内は無音でふと喧騒からの癒し空間となるのが乗り心地以上に素敵に思う。

積載性

3

ステップワゴン、オデッセイを乗ってると泣くね。
まぁ大変。
考える楽しみもあるけど。
キャンプや帰省時の愛犬あくびの居場所作りが今でも笑う。

燃費

4

踏んでる人は気にしない。
オデの倍、ガンガン踏んでも11km/ℓならいいっしょ(^^)/

価格

5

今はもう高くて買えないけど、
当時として、この仕様で50万円の差額で手の届く総額250万円で買えたのだから良いと思う。
今のハイブリッドは350万円は覚悟しないといけないのだから。

故障経験

エンジンからの異音？