ホンダ フリード 「約半年間（4000km）使ってみて」のユーザーレビュー

約半年間（4000km）使ってみて

2020.12.24

総評

ジムニーからの乗りかえです。
自転車のトランスポーターとして購入したので、満足しています。
こうして書くと見かけ上不満な点が多くなっていますが、トータルバランスで非常に秀逸な車だと思います。
以前はホンダ車の華奢な造りに抵抗があり購入を敬遠してきた経緯がありましたが、最近のホンダ車は造りもよくなり、特にセンタータンクレイアウトで他社と比べてパッケージングが良く、使い勝手にメリットを感じ購入に至りました。

満足している点

・絶妙なボディサイズ
・自転車（スポーツバイク）を車輪を外さずに立てたまま積める
・前車（23ジムニー）と比べ格段によい乗り心地
・3列目は補助席みたいなものではあるが、一応3列目があり7名まで乗れる

不満な点

・Aピラーの死角（特に運転席側）
・乗り心地がやや硬い（マンホール等段差での突き上げ感）
・シートの座り心地（平面的で硬い）
・後席シートの座面高さが低すぎる（体格によっては腿裏が浮いてしまう）
・スライドドアのリクエストスイッチがない
・テールランプがハイブリッド車と差別化されている（バックドア側が点灯しない）
・ナビの取付角度（画面が斜めになるため、日光があたると見ずらい。もう少し立っていれば。）
・メーカーオプションが、本当に必要なものだけ選択できない（抱き合わせ販売的な点）

デザイン

3

・個人的には、シエンタよりフリードが断然良いように思います。フロントグリルだけがどうしても好きになれず、ディーラーオプションに変更しました。
・ハイマウントストップランプの形とテールランプがつりあがっている点が残念。

走行性能

2

・エンジンのパワー感には満足している。ライバルのシエンタガソリン車（4WD）よりも確実に力はある。
・ハンドルを通して伝わるダイレクト感は希薄（ミニバンとしてはよいのかも）
・直進安定性がよいとの意見もあるが、自分はそう思わない。
・フロントフェンダー角の見切りはよくない。

乗り心地

3

・マンホール等の段差越えを除き、乗り心地は満足している。
・ロードノイズや風切り音は気にならない。
・直噴エンジンのカリカリ音は耳障り。加速時のエンジンノイズはかなり煩い。

積載性

4

・開口部が低く、自転車の積み下ろしが楽。
　※あえてフリード+（プラス）を購入しなかったのはこの点を重視したから。
　　フリード+のフラットボードまでは少し高さがあると感じた。
・セカンドシートをたためば、ロードバイク2台を前輪を外さずに立てたまま2台積載できる。
・セカンドシート（7人乗りベンチシート）を折りたたんだ状態が、もう少しコンパクト（薄く）なれば最高。

燃費

4

街乗りオンリー　夏場11km/l 冬場10km/l
郊外　　　　　　15km/l
遠乗り（一般道+高速）　20km/l超えを記録

街乗りで、あと1~2km/l上乗せになれば・・・

価格

3

ディーラーオプションの抱き合わせ販売は気に入らないが、装備内容からすればやや割高くらいか。

故障経験

納車後すぐに、走行中突然各種警告灯が同時に点灯し、アクセルを踏んでいるのにエンジン回転数が低下、再度アクセルを踏み込むも回転が上がらなくなった。そのままレッカーされ、ディーラーへ直行。ログ検証するも、ログに記録なし。
ECUリセット⇒再学習、ブレーキセンサーの交換で現在は問題なし。
原因は不明。