ホンダ フリード 「新型フリードの試乗車を運転した感想(2回目) 」のユーザーレビュー

sabo3 sabo3さん

ホンダ フリード

グレード:G・ホンダセンシング_6人乗り_4WD(CVT_1.5) 2016年式

乗車形式:試乗

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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新型フリードの試乗車を運転した感想(2回目)

2017.12.14

総評
前回に比べ厳しめの評価になってはいるが、今回はクルマ好きとしての気持ちの部分が出てしまった感じである。HondaSENSINGだけでなく、クルマとしても競合他車よりは優れているとは思うが、コスパ的なバランスでいうとなんともいえないところである。
やはり価格に対して全体的な「質感」がどうしても引っかかるところだが、これだけ売れているのだから当然メーカーとしては正解ということになるのだろう。「モビリオ」から始まった新しいコンセプトは、大成功を収めたのだ。このクルマもまた自ら市場を切り開いてきたのである。そう考えると、開発陣の姿勢は評価に値すると思う。もちろん将来的には「オデッセイ」や「ストリーム」のような運命を辿る可能性も感じるが、それはそれである意味宿命とも言えるだろう。
満足している点
新型フリード(ガソリン、4WD)に試乗した感想。フリードスパイク(ガソリン、FF)と比べてみる。
前にも試乗しているし今回も街中だけではあるが、HondaSENSINGなど判ったことを少しだけ。やはり試乗は絶対2回以上は必要である。

まず外見。旧型と並んでいると新型はホントにフツー。特にリヤはあまりにフツー過ぎて全く個性がない。雰囲気(イメージ)としてはなんとなく「インサイト」のような少し年寄りくさい印象。全体的に旧型より小さく見えるのはそういった心象のせいもあるかもしれない。
インパネ周りのデザインも、何度見てもあまりにオーソドックスで全く面白みがない。ホントにフツーのクルマ、という感じである。外見同様旧型が多少「遊び」の部分を演出していたのに比べ、完全に「ファミリーカー」または「大衆車」という位置づけになったような感じ。これはこれで新しいフツーというか、言い換えればスタンダードとして完成度が上がったと言えなくもないが。
内装の質感は、初めは旧型より良くなったと感じていたが乗るたびに評価が下がっている。試乗するとやはり日光の下なので展示車ではわかりづらい部分もはっきりするのだが、インパネ周り以外の部分があずき色に近い色でプラスチック感がかなり気になる。特に後席ドア周りは薄っぺら感とあいまって更に安っぽい印象。シートも同様で色や質感がどうもイマイチに感じる。一部だけ木目調なのも、バブル期のそれとは質感が違い高級感はない。旧型に比べ特に劣っているということはないかもしれないが、雑誌やネットでホメられているほどのものではないと思う。まあこの辺は感覚の問題ではあるが、個人的には価格との関係から一番残念なところではある。
エアコンの操作部は、見た目は全体的にボタンやダイヤルが小さく使いづらそうだが、実際は配置や形状が特徴づけられていて見なくても操作しやすい。これはデザインとして優秀だと思う(例えば現行ステップワゴンは似たようなボタンが整然と並んでいて見ないと操作できない)。ただ逆にダイヤル操作に合わせて色が変わる機能はムダということになる(見ないのだから)。
電動パワステの感覚は、シエンタや他のミドルクラスミニバンに比べやはり軽い。多くの他車を試乗した後なので今回改めて感じた。
静粛性は、やはり普通に走っている限り充分静かだと思う。前回気になったアクセルを踏みこんだときの「ンガー」という感じは、今回はあまり気にならなかった。とはいえこの間に改良されたとも思えない。おそらくよほどのことがなければそこまでアクセルを踏み込むこともまずない、ということだろう。
居住性はほぼ旧型同様だが、二列目の必要にして充分という空間は、やはりフリードの最大の特徴である。これを考えると、ハイブリッドでは足元がバッテリーで狭くなるので、ガソリンモデルの方がこのクルマの利点を最大限発揮していると言えるだろう。
不満な点
HondaSENSINGについても少し。ACCは、ステアリングのボタンを押してアクセルを離すと一呼吸おいて作動する。その間わずかに速度が落ちるが、勾配がなければほとんど気にならないレベル。ボタンで設定速度を10km上げると、結構アクセルを踏んでる感じで普段自分がやるより強めに加速する。前車がいるときの減速も不安感はないが、一般道のちょっとしたカーブでは、前車に結構近づくので少し焦る。まあ高速道路の曲率ではおそらくそういうことはあまりないのだろう。
上り坂では反応がやや遅く思ったより速度が落ちてから再度加速する感じ。逆に下り坂では全く制御がないのでフツーに重力で加速する。この点はシステムとしてはちょっと納得いかない。ただ初めはそもそも必要性が疑問だったACCも、やっぱりあればラクかもしれない。
LKAS(車線維持支援と路外逸脱抑制機能の違いがよく解らないが)は、反応するのを感じたときは確かに「すごい」と思ったが、現状ではあまり頼る気にはなれない。となるといちいち警告されるのもちょっとウザいかもしれない。現実的にどのくらい意味があるかは、しばらく使ってみないとなんとも言えないところだろう。
標識認識機能は、地味だが相当有効だと思う。規制解除標識に対応していないが、設置間隔の基準なども考慮していると思われ、実際はそれほど支障は感じない。ただし、何故か標識を認識せずその後の解除標識を規制開始と認識したこともあるし、変形交差点では別な道路の一時停止を認識するなど課題はある。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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