ブレーキキャリパーOHが必要？ １１年目の初期型フリードハイブリッド(GP3）のフロントのディスクブレーキのパッドを先日交換しました。

Question

ブレーキの効きは特に悪くなく、ジャッキを上げてニュートラルにしたときにタイヤが回るので特に引きずりを発生させているわけではないようです。
今まで一度もキャリパーのオーバーホール（OH）はしたことがありません（この車で）。
今までパッドを外したりダストシールの中にシリコーンスプレーを噴霧することは行っていましたが、回生ブレーキがある分、パッドが減らず、初めての交換ですが、３mmくらい厚みが残っていました。

新しいパッドを取り付けて、シリンダーを引っ込ませる際に、一般的な「キャリパー戻しツール」（２つのプレートを広げるタイプ）を使ってシリンダーを引っ込ませましたが、その際に、画像（当方の様子ではありません）のように手で棒を用いて回そうとしても回らないほど抵抗があり、22mmのソケットを付けた長いラチェットで回すことでようやく引っ込みました。

シリンダーを引っ込ませる際のこの抵抗の原因として、
（１）油圧系でフルードの逃げ場がない（この場合は正常）
（２）キャリパーが固着している（この場合はOHが必要）
が考えられますが、シリンダーを引っ込ませる際にこの程度の抵抗があることは（１）のように正常範囲内でしょうか？
それとも（２）のようにOHが必要でしょうか？

メーカーは４年でOHを推奨していて、１１年目なのでOHはいずれやろうとは思いキットは購入済みですが、もう少し暖かくなってからやりたいと思いまして、ご質問をしている次第でございます。

Answer 1

ピストン戻しの抵抗となるのは油圧もありますが、戻しツールの軸に負荷が掛かる&動き出しが硬いから硬い場合が大半。
また抵抗が大きな要因にもなる1つとして、戻しツールがピストンを均一に押せない事でピストンが僅かに斜めに入ろうとするため硬い可能性もある。

固着の有無はキャリパピストンが抜けない程度にペダルを踏んで押し出し、ダストブーツをピック等でめくって中の様子を確認した方が良い。
またダストブーツをめくってシリコンスプレーは一時的には良くても揮発性の高い物にもなるため使う物では無いですよ。
おそらくシリコンスプレーによりピストン表面がドライ状態にもなるため、動きが余計に悪くしていた可能性もあります。
あくまでも1つの手段としては、スプレーするとしてもスレッドコンパウンド等の耐熱性の高いグリススプレー等を使う程度。
本来ならピストンを外してブレーキ用シリコングリス等を薄く塗布して戻す。
また多少～ある程度の錆による固着ならピストンを外してワイヤーブラシで錆取りしてからグリス塗布して戻せば固着は取れます。
O/Hキットがあるならその際に同時交換すれば良い。

質問者からのお礼コメント

戻しツールの問題である可能性がある点、そのとおりだと思います。
また、他の方が指摘していただいたように、フルード容器のキャップを開けていなかった点も影響したと思います。
シリコーンスプレーはたしかに良くないですね。高温になることを考えるとすぐになくなってしまうことは想像できます。
早めにＯＨしようと思います。

Answer 2

いつもブリーダーバルブにホースを挿しバルブを開けてピストン戻せばかんたんです。ついでにエアー抜きをします。

Answer 3

油圧が効いていて硬いのか、キャリパーのブリーダーを緩めてピストンを引っ込めれば分かりやすいかと思います。

Answer 4

交換したパッド残量が内側と外側で同じならオーバーホールの必要な無いと思います。

Answer 5

あと数年のられるなら、やってみては？
割と簡単に出来ますから。

Answer 6

マスターのフルードのキャップ外さないと抜け難い分硬いかな

でも１１年もオーバーホールやった事無いなら、やるべきです。
まだ乗るならですけどね。