ホンダ コンチェルト 「いま思うと、すごく良かった。 20年ほど前に乗っていた、すごく懐かしいクルマです。 レジェンドに続く、ホンダとオースチン・ローバー(現MGローバー)の」のユーザーレビュー

いま思うと、すごく良かった。 20年ほど前に乗っていた、すごく懐かしいクルマです。 レジェンドに続く、ホンダとオースチン・ローバー(現MGローバー)の

2009.6.21

総評

いま思うと、すごく良かった。
20年ほど前に乗っていた、すごく懐かしいクルマです。
レジェンドに続く、ホンダとオースチン・ローバー(現MGローバー)の共同開発車でしたよね。　現在でも、欧州各地でホンダ版もローバー版もかなりの台数を目にすることができるので、相当いいクルマだったんだなと思います。
ハンドル・ペダル・スウィッチ等操作系が軽く、エンジンの回転も軽いところはホンダ流、パッケージングはローバー流と、いかにも日英合作という感じでした。
おそらく、エンジンとシャシはホンダが作ったんでしょうが、当時盛んに宣伝していた”VTEC”は搭載されず、1.6㍑・４気筒・120㏋という何の変哲もないものでしたが、スムーズに低速からトルクが出て、このクルマには必要十分な動力性能をもっていました。

満足している点

パッケージング：このクルマの美点は、何といってもそのパッケージングだったと思います。
当時ホンダのクルマは背が低く幅が広いものが多かったのですが、このクルマだけは背が高いオーソドックスなものでした。このあたりは英国流だったのでしょうか。
外装については特筆するべきものはなく、もうオーソドックスということに尽きます。でも、背が高いのでフォーマルな雰囲気がありました。
内装はまさに英国流でした、全体的な雰囲気が大人っぽくて、嫌みのないデザインでした。ただ、ウッドパネルがイミテーションだったのが、ちょっと残念というところでしたが。
やはり、クルマの背が高いということは、シートを立たせてレイアウトできるので居住空間に上下方向だけでなく前後方向にも余裕ができ、サスペンション・ストロークを長くとれるので操縦性・乗り心地ともに非常に良好だった、といいことずくめでした。

不満な点

特にありませんでした。
ただ、すごくいいクルマなのに人気車ではなかったようで、まわりに同じクルマに乗っている人はいませんでした。
当時の宣伝文句が確か"Foundation"だったと記憶していますが、確かにコンパクトでありながら「大人のクルマ」という風格をもっていたと思います。それは内外装が英国デザインであったこと、パッケージング・サイズが理詰めで考えられていたからではないでしょうか。
今、こんなクルマがあったら、また買っちゃうんだけどな…。　ホンダ様、ミニバンばかりではなく、こんなクルマもう一度作ってくれませんか。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験