ホンダ シビック (ハッチバック) 「爽快ミドルクラスセダンの傑作」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
4
走行性能
5
乗り心地
4
積載性
4
燃費
3
価格
3

爽快ミドルクラスセダンの傑作

2022.8.16

年式
2021年9月〜モデル
総評
50周年を迎えたシビック史の中で、おそらく最も気持ちのよい1台。意のままに走れる愉しさに満ちあふれている。ちょっと遠回りをして走りを愉しみたいと思わせる1台で、エンジン車を選ぶより、断然e:HEVと言いたい。
満足している点
走りの愉しさに焦点を置いたクルマづくり。ガソリンエンジンよりも気持ちのよいハイブリッドユニットを搭載したスポーツセダンは、このシビックが初めてではないだろうか。とにかく走りの気持ちの良さは他の追従を許さない!
不満な点
シビックで400万円というプライスタグ。ガソリン車と比べて100万円近く高額なプライスタグをどう考えるか? 少なくともエコのためのハイブリッドではなく、走りのためのハイブリッドで、そこに価値を見出せるかどうかだろう。
デザイン

4

ガンダムと言われた先代と比べ、ずいぶんアッサリとしたエクステリアへと変更。インテリアもかなりシンプルなものへと変わっている。ホイールベースを伸長したことで、伸びやかな印象を受ける1台となった。
走行性能

5

ガソリン車と比べてe:HEVはストレスフリーのテイスト。モーターの低速トルクから綺麗にエンジン出力へと切り替わり、その気持ちよさは爽快の一言!ガソリン車らしいハイブリッドで、走りが実に気持ちが良い。
乗り心地

4

タイヤをミシュラン製としたことで、ガソリン車よりも静粛性がアップし、柔らかな乗り味に。でありながら、しっかりとしたグリップ力を感じる。脚そのものはスポーツセダンらしい硬質さを残すものの、不快さは少ない。
積載性

4

Cセグメントセダンとしては標準的だが、プライバシーシェードの使い勝手などで他車の追従を許さない。12Vアクセサリーソケットがあれば、というのは高望みしすぎだろうか?
燃費

3

ワインディングでリッター14kmを記録。ただワインディングの場合、クルマがワインディング判定をしてガソリンエンジンモードに切り替わるので、ハイブリッドの恩恵は少なくなる。
価格

3

400万円をギリギリ切るプライスタグ。「シビック」という名からすると高いと思うが、その名に目をつぶれば、できの良さから「お買い得の1台」に思えるかも?
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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