ウクライナ侵攻でアメリカ製対戦車ミサイルジャベリンが大活躍です。

Question

それまで陸自が催す夏の祭典、初夏の東富士演習場を軽やかに駆け巡り、固定的に100発100中の命中弾を浴びせていた10式戦車を盲目的に信奉し、世界最強戦車と公言してはばからなかった熱狂的国粋主義ミリカテさんたちもトーンダウンしています。
その中の言い訳として、10式戦車は日本国内専用に作られたから、世界の他の場所で活動することは想定して設計していない、というむりゃな論理を振りかざす人がいます。果たしてそうでしょうか？

https://www.mitsubishi-motors.com/en/newsrelease/2021/detail1345.html
日本の戦後経済復興の大きな力となった自動車産業、多湿で坂道が多く狭隘な市街地を走る日本の自家用車は、国内ユーザーに合わせてコンパクトカー造りが得意でした。隣町へ買い物でも30マイルを走るアメリカ車や制限速度200キロのアウトバーンを持つ欧州車には到底太刀打ちできず、奥さん向けのセカンドカー、子供向けの3rd、4thカーとして市場に食い込むしかありませんでした。転機が訪れたのが1973年の第4次中東戦争による産油国の輸出制限、これで省エネ性の高い日本車が俄然注目を浴び販売が急増しました。
その後アメリカとの貿易交渉で輸出数に数的制限が被せられることになり、一台当たりの利益率を高めるために高級車指向となり、カムリ、アコード、そしてレクサスを生み出していくこととなりました。
日本向けではそれまで5ナンバーを維持してきたカローラがついに3ナンバーへ、5ナンバーセダンは存在しなくなりました。
このように日本の工業製品は本来日本国内だけで販売されるべきものでなく、世界市場を意識して開発されるべきものだったのです。
三菱自工も、約6割は海外で生産され、国内向け販売は2割弱でしかありません。うち半分以上は軽自動車です。
トルコへ売却しようと試みたということもありますし、10式戦車が国内での使用だけを想定して設計された、というのは論拠が薄いと思うのですが、いかがでしょうか？

補足

強いて言えば、あの広い転輪間隔は、ドーザーとグレーダーできれいに整地された畑岡演習場をスラローム走行できることを前提に採用されたもので、砲弾孔がそこここに開き瓦礫が転がる、ウクライナのような雪解けの泥濘地の戦場を疾駆するためのものでないことは分かります。

Answer 1

自動車カテゴリーのネタじゃないね

日本の法律をみれば、日本の兵器が日本での使用を想定と回答されるのは公式見解として当たり前で、そこをいくら突っ込んでもしょうがないのでは

質問者からのお礼コメント

01式軽対戦車誘導弾は、ウクライナの欲しいものリストに入っていませんでしたね