フィアット500に搭載されているツインエアエンジンはなにが凄いのでしょうか？ wikiには「史上最高のエンジンの1つと評価された」との文言があったのですがいまひとつ理由がわかりません。

Question

あと、同モデルの中では最小の排気量にも関わらず真っ先に生産終了となった理由も合わせて教えていただけると嬉しいです。

Answer 1

バルブコントロールシステムの理想の一つの解答ですね
世界中のメーカーでフィアットだけが完成しました
吸気側のカムシャフトが無く吸気バルブを油圧にてコントロールしています

これは凄い事でバルブタイミングとリフト量が自由に設定出来るのでエンジンを知る人間にとっては素晴らしい技術だと思っている筈です

消えてゆく理由としてはEV化として通常よりコストの掛かるエンジン人気が無くなってしまうのでしょう

イン側のカムシャフトを無くした事について知らない人が2気筒云々言っていますが素人丸出し感が恥ずかしいですね

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました！

Answer 2

2気筒ですから、バイク用エンジン並みなわけで、当然軽量コンパクトってのが売りです。（でした）
あと低コストでもあるでしょうし。
「2気筒にしては」よくやっているという意味で、技術的な凄さはあったということですね。

ただ、2気筒エンジンは水平対向にでもしない限り、1次振動すら相殺できませんから、どう頑張っても結局振動の大きなエンジンになってしまいます。
自動車用なら3気筒でも十分コンパクトと言えますし、3気筒なら1次振動は相殺できるため、軽自動車ですら3気筒が当たり前になっていますから、そういう意味で結局ウケが良くなかったということでしょうね。

2気筒にしてはよくやっている…とは言えるでしょうが、一般的な3気筒以上の車と比較すればやっぱりうるさいし振動も大きいし…となりますので。

バイクならもともと振動が大きいのは織り込み済み（むしろそれを味と感じる場合も少なくない）なので、2気筒でも問題はないのですけどね。

Answer 3

マルチエアという技術による所が大きいです
→この辺はWIKIとか読んで下さい

・他のメーカーでも作りたかった
低排気量 高出力 高燃費が出来ちゃったという感じ

■生産終了は単純に高いのでマニアック
うるさくて高くてクセが強いエンジン
普通に４気筒１．２Lで十分
→2気筒のうるさいエンジンの方が高い訳ですから売れない
フィアットというメーカー性も含めてロマンを買う感じですね

技術開発としては悪くないので
マツダのスカイアクティブXなんかも同じ道