フィアット 500 （ハッチバック） 「シフトと愉しみ 「ヨーロッパでは足グルマでもMTが多数派」とどこかで聞いたフレーズを思い出した そんなツインエアラウンジ デュアロジックでした。 日本」のユーザーレビュー

シフトと愉しみ 「ヨーロッパでは足グルマでもMTが多数派」とどこかで聞いたフレーズを思い出した そんなツインエアラウンジ デュアロジックでした。 日本

2012.2.11

総評

シフトと愉しみ
「ヨーロッパでは足グルマでもMTが多数派」とどこかで聞いたフレーズを思い出した
そんなツインエアラウンジ デュアロジックでした。
日本車は新型が出る度に買い替えを迫られているようで嫌だ、とそんな事を考えながら幾つか欧州車を物色、長年乗っても普遍的に美しいんじゃないかなぁ、と感じたチンクエチェントに試乗してみました。
まず乗り込んだ感じ、高いシート位置と遠いステアリング位置で国産軽自動車のようなリラックスポジション、パワーウインドゥのスイッチがセンターパネルにある事とナビの設置位置がどこにも見当たらない事を除けば拍子抜けするぐらい普通です、オシャレすぎて疲れる心配もありません。
発進、大人3人＋子供1人のフル乗車ですが加速はパワフル、ブロロロロ～と大き目の音ですが振動は気になる程ではありません、レトロ感は希薄です。
足は柔らかめでマーチやらの国産リッタークラスとどっこいどっこい、ブレーキング時に前につんのめるようにダイブするので急停止は苦手。
さて、肝腎のデュアロジックですが実はほとんどオートモードのまま走っていました、MTのようにアクセルワークに気を遣ってやればとてもスムーズでラクチンに走らせることができます。
で、なぜマニュアルモードをほとんど使用しなかったかと言うと・・・ひどくツマラナイから、です。
MTベースのデュアロジックですが、MTのようなダイレクトな操作ではなく、シフトレバー自体はマニュアルモード付きATのそれでしかありません。クラッチも無く、電子制御の変速機に指示を出すだけのシフト操作では面白くも何ともないです。
クルマ自体は非常に魅力的だと感じました、乗るだけで笑顔になれる車が今の世の中に何台あるでしょうか。惜しむらくは1.2sportのみにしかMTの設定が無く、また試乗車が希少な事です。
ちなみにグレード編成は今後変わる予定だそうです
廃止グレード：1.2sport、ツインエアPOP
追加グレード：ツインエアsport
ツインエアsport待ちかなぁ～

満足している点

スタイル、これだけで買う価値がある。

不満な点

ステアリングにテレスコが無い、長時間の運転は肩がこりそう。
グレード構成が微妙に少ない、BMW MINIのように全車MTが選択できれば最高なんだけどな。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験