フィアット 500 (ハッチバック) 「イタリアを愛せるか!?」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

山田 弘樹
山田 弘樹(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

2

デザイン
4
走行性能
2
乗り心地
3
積載性
1
燃費
2
価格
2

イタリアを愛せるか!?

2021.9.27

年式
2008年3月〜モデル
総評
イタリアを代表するオシャレで楽しいシティコミューター。イタリア文化が好きなら、かなりの確率で相性は合うはず。
満足している点
小さくて、可愛くて、走らせるほどにイタリアの空気を感じられること。チンクに乗って、イタリアンを食べに行くなんて、ベタなことすら楽しくなる。
不満な点
パンダ同様、デュアロジックの扱いには慣れが必要。独特なシートポジションの割に室内空間が狭いので、運転感覚もこれまでのクルマたちとは大きくことなるだろう。ここに慣れることができるか否かが分かれ目。
デザイン

4

先ごろ500(チンクエチェントと読む)のEVが発表されたが、今後もしばらくは現役続行の様子。デビューから14年たっても愛され続ける理由は、ずばりこのネオクラシックな愛らしいデザインのおかげだろう。
走行性能

2

パンダよりも小さなボディにツインエアを搭載する走りは、トコトコと走らせれば平和で、高回転まで回せば元気。できれば6MTでこれを試して欲しい!
乗り心地

3

ツインエアの低速でのちょっとしたトルクのなさには、少々乗りにくさを感じる人もいるかもしれない。また横方向が狭いクルマだけにドラポジも独特。好き嫌いがハッキリ分かれるクルマだと思う。
積載性

1

Aセグメントカーだけにラゲッジも決して容量が多いとは言えない。普段はリアシートが荷物置き場になるだろう。
燃費

2

ゆっくり走っても、元気にカッ飛んでも楽しいチンクは、運転する人によって燃費が結構異なると思う。カタログ燃費はあくまで目安!?
価格

2

実用性を求めるならパンダ、経済性を求めるなら日本の軽自動車を買った方がいい。チンクはこのデザインと楽しい走りが欲しくて買うクルマ。よって価格も相応だと思う。程度のよいユーズドカーを買うのも賢い。
山田 弘樹
山田 弘樹
自動車ジャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。この経験を活かし現在執筆活動中。愛車は86年式のAE86と95年式の911カレラ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員
フィアット 500 (ハッチバック) 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ユーザーレビューを投稿する

ユーザーレビューを投稿する

※自動車SNSサイト「みんカラ」に遷移します。
みんカラに登録して投稿すると、carview!にも表示されます。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示
carview!の最新情報をチェック!
Facebook
carview!公式Facebook
最新のクルマ情報をお届けするcarview!オフィシャルページ(外部サイト)

carview!公式X(旧Twitter)
carview!の中の人がクルマ情報をポストする公式アカウント(外部サイト)