フィアット 500 (ハッチバック) 「デザインの良さとエンジンのビート感にヤラれる一台」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

伊達 軍曹
伊達 軍曹(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
5
走行性能
4
乗り心地
4
積載性
3
燃費
4
価格
4

デザインの良さとエンジンのビート感にヤラれる一台

2021.11.15

年式
2008年3月〜モデル
総評
次期型はEV(電気自動車)になるフィアット500ですので、気軽に買えて、気楽に乗れるガソリン車が入手できる時間は、そう長くは残されていません。気になる人は、早めにアクションを取ることをおすすめします。
満足している点
なんといってもこのデザインがもたらす「たたずまい」が最高です。そしてツインエアエンジン搭載車であれば、小気味の良い走りも堪能できます。
不満な点
気になる点は特にはありませんが、荷室の狭さと、1.2Lエンジン搭載車における5速セミATの感触は、気になる人もいるかもしれません。
デザイン

5

往年の「ヌオーヴァ500」のリバイバル版である内外装のデザインはカワイイ感じなのですが、決して「可愛すぎる」ということはない絶妙な塩梅。例えば40代ぐらいの男性が乗っていても何ら違和感はありません。
走行性能

4

以前は1.4Lの直4エンジンもラインナップされていましたが、現在は1.2L直4と1Lの2気筒ターボである「ツインエア」エンジンのみ。独特の音とビート感を発生するツインエアエンジンは力感も十分で、車両全体が軽量であるせいか、4気筒エンジンでは少々気になったデュアロジック(5速セミAT)のぎくしゃく感もほとんど感じません。
乗り心地

4

2016年のビッグマイナーチェンジでツインエアエンジンの音と振動はやや低減され、サスペンションもしなやかさを増すと同時に、高速域でのフラット感が向上しました。
積載性

3

ラゲッジスペースの容量は185Lと控えめです。ただ、機内持ち込みサイズのキャリーバッグなら2個は積載でき、リアシートを倒せば550Lまで拡大することもできます。
燃費

4

WLTCモード燃費は1.2L直4エンジン搭載車が18.0km/Lで、1Lツインエアエンジン搭載車が19.2km/Lと、両者とも良好な水準です。
価格

4

新車価格は221万〜280万円。ツインエアのカルト(240万円)であれば非常にリーズナブルです。
伊達 軍曹
伊達 軍曹
自動車ジャーナリスト
外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
フィアット 500 (ハッチバック) 新型・現行モデル

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