自動車に詳しい人に質問です。

Question

最近フェラーリの599GTB Fiorano vs F40が公道の王座をかけて勝負したようです。

→http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/hobby_cooking_life/p7dd35d4280335657a3bc22e867cd11d1

結局は599GTB Fioranoが勝利してしまいましたが、80年代生まれの“公道のF1”と言われていたF40が599よりスタートダッシュを出遅れる上に、結果レースで敗北したのはF40好きの私にとっては衝撃的でした。何より格好良いが一番の理由ですが、かなりの軽さにリッター159PSのフルパワーエンジンを積んだ凄さもあります。現在製造している車では有り得ない（少なくとも私は見たことがない）車です。


そこで質問の本題ですが、フェラーリ599GTBFioranoとF40について教えてください。「ただ性能が違うから」「599の方が高性能だから」では分かりませんし、納得がいかないので、2台の車を説明して、「F40のここがダメ」「599のここが良い」みたいな感じで説明をお願いしたいです。

詳しい回答をよろしくお願いします。

Answer 1

技術レベルが違いすぎます。

ダウンフォース
空気抵抗（空力）
トランスミッション（変速速度および制御）
サスペンション
車体剛性
ブレーキ性能
エンジンスペック

F40についているでっかいウィングがありますが、あれは低中速域ではただのお荷物です。
一方599はフロントからサイド・リア、下回りまでダウンフォースを稼ぐ為に形作られていますね。
このような車（技術）はF40が発売された当時にはありませんでした、一部のF1車両に一部使われていましたが。

更に車体剛性・サスペンション技術（トラクション確保）・トラクションコントロール（電子制御）

ここらへんで決定的なグリップの差がうまれます。


またF40は確かに馬力がありますが、あの数値を出せる回転数は限られています。
当時から言われていましたがかなりのドッカンターボです、しかもMRですので当時プロドライバーでもスピンさせてましたよね。
ですので本当に綺麗に整地されたサーキットでもないと全開にするとかなり制御に苦しまされるのではないでしょうか。

一方599はエンジンは大きいですが軽量化も進んでいますし出力も安定して発揮できます。
F40エンジンおよび過給器と599のエンジン重量は同程度ではないでしょうか？

トランスミッションですが、最近のスーパーカーやハイパフォーマンスカーに搭載されるAT（厳密には違いますが）はMTより圧倒的に素早い変速を可能にします。

つまりF40は599に比べてパワー・グリップ・コーナリング・ブレーキング性能で劣っています。


映像ではどの程度の差があったかわかりませんが、実際に公道でレースをしたらかなり大きな差でもって599が勝つでしょう。
サーキットで勝負しても、差が多少縮むかもしれませんが599が勝つでしょう。

質問者からのお礼コメント

599がすごくてもやっぱりF40が好きです。
お2人方回答ありがとうございました。

Answer 2

Ｆ５９９はＦ１の最新テクノロジーが詰め込まれています。
販売期間 2006年 - デザイン ピニンファリーナ
乗車定員 2人 ボディタイプ 2ドア クーペ
エンジン TipoF140C型 6.0L V12 DOHC 620PS/62.0kg·m
変速機 6速MT 6速セミAT（F1スーパーファスト）
駆動方式 FR
サスペンション 前/後：ダブルウィッシュボーン

Ｆ４０は当時は早かったのですが販売期間 1987年 - 1992年
デザイン ピニンファリーナ 乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン V型8気筒 2936cc 478bhp（約484ps）/7000rpm
変速機 5速MT 駆動方式 MR
全長 4430mm 全幅 1980mm 全高 1130mm 車両重量 1230kg
ステアリング位置 左

約１５年落ちの車が最新の車に勝つのは難しいです。５９９に一般の人、Ｆ４０にＦ１ドライバーなら別ですが・・・・・・・・・・・