車のエアコン修理でお手上げです。ダイハツタントエグゼ マグネットクラッチが作動せず、全てダイハツ部品にてコンプレッサー、エキスパンション、高圧パイプを購入、交換しました。

Question

真空引きをして漏れ無しを確認。エンジン停止状態から高圧側へガスを注入しその後エンジンを掛け低圧へ入れたのですがとても効きが悪く原因が全く分かりません。マグネットクラッチはオンオフはOKでカチッと音はします。マグネットクラッチがまた入ると多少の冷風は出ますがとても冷たいとは言えません。考えられる原因は何があるでしょうか。
クーラーガスは１本と半分弱（300弱）ほど入れました。リレーは正常です。

低圧はアイドリング時、異常に高圧になったり下がったり 高圧側もかなり上がる時もありコンデンサー(交換してない)を冷やすと直ぐに下がります。

新品交換なのに効かないのがどうしてもわかりません。手順が悪いのでしょうか。

ベテラン整備士 もしくは専門の方にご教授いただきたく思います。
ディーラー又は電装屋へ持って行けというのはナシでお願いします。まぁ最悪持って行くしかありませんが 汗

Answer 1

ご質問の内容だけでは、情報不足で正しい診断ができません。
エアコンの整備は、①正しい整備方法を行っているかと、②エアコンのシステムに置いて必要な点検を行った上で総合的に診断
しなければなりません。

①の整備として、マグネットクラッチが作動せずに対し、新品のコンプレッサーと交換したのでしょうか？
・その際、新品のコンプレッサーからオイルを抜き取っての、オイルの調整作業が必要になりますが、行っていますか？
・エキスパンション、高圧パイプはなぜ交換したのでしょうか？
ダイハツタントエグゼの場合は、リキッド チューブの中に、冷媒内のゴミを取り除く冷媒フィルタが内蔵されていますので、そちらの方を交換する必要があります。
・冷媒の充填は問題ないと思いますが、真空引きの時は２ステージの真空達成度の高いポンプを使っているでしょうか？冷媒量は300ｇが適正量です。
・ガスの低圧からの充てんは、アイドリングではありません。エンジン回転2000ｒｐｍです。しかも、この時期は外気温が高いので、コンデンサーに水をかけたりしながら高圧側の圧力をコントロールしながら低圧側に充填しなければいけません。
特に、ダイハツ車はサブクールシステムのコンデンサーで、２度液化しますので大事な作業です。

②エアコンの点検手順です。
ⅰ エアコンシステムの目視点検
ⅱ バッテリー電圧点検
ⅲ エンジンオイル、冷却水の点検
ⅳ アイドリング回転数の点検
ⅴ ドライブベルトの点検
ⅵ バランス圧力の点検
ⅶ コンプレッサーの作動、アイドルアップの点検
ⅷ 冷房能力（冷え具合）
ⅸ 冷媒の作動圧力
ⅹ 各配管の温度
ⅺ クーリングファンの回転数

ⅸの冷媒の作動圧力は、日陰で窓全開、最強冷、ブロワー最強で、エンジン回転2000ｒｐｍです。アイドリング時の圧力は関係ありません。
R134aの場合、
15℃では 高圧0.78MPa、低圧0.074MPa
20℃では 高圧1.08Mpa、低圧0.108Mpa
25℃では 高圧1.37MPa、低圧0.137MPa
30℃では 高圧1.67MPa、低圧0.167MPa
35℃では 高圧2.01MPa、低圧0.201MPa
が適正圧力で、バランス圧力はその約1/2になります。

これらを点検したうえで、総合的にどこに問題があるのかを考えます。

今回の場合、
作動圧で低圧、高圧が連動して高くなるなら、冷媒の過充填か、コンデンサーでの冷却不足が考えられます。
バランス圧が高ければ冷媒の過充填ですし、
コンデンサーの入り口と出口の温度差が少なければコンデンサーでの冷却不足です。温度差は１０℃以上は必要です。

コンデンサーでの冷却不足の原因としては
・目詰まり
・真空引き不十分
・クーリングファンの回転不足
・コンデンサー内のモジュレーター不良
（ダイハツ車はサブクールシステムのコンデンサーを採用しており、モジュレーターで液と気体を分離し、再液化させています）

などが考えられます。
参考までに、今日修理してるダイハツ タントは、信号待ちでエアコンが効かない・・・と言う不具合で、
原因はクーリングファンモーターです。
とろとろと、８００rpmくらいの速度しか出ておらず、コンデンサーの冷却不足になっています。
ちなみに、バランス圧は1.0MPa
高圧の作動圧は2.6MPaまで上がっています。

質問者からのお礼コメント

たくさんの情報をありがとうございます。
今回色々な方から有益な情報をたくさん頂き迷いましたがお時間を掛けてコレだけの文章を書いて頂いたのでベストアンサーとさせて頂きました。

回答をしてくださった皆さん！本当にありがとうございます！！　感謝です！

Answer 2

ガス足りないように思う。

Answer 3

そこまで替えて何でコンデンサは替えなかったの？

Answer 4

何故にコンプレッサー交換したのでしょうか？

コンデンサーを冷やすと高圧が下がり冷えるのならファンモーターがあやしく冷えないのならオイルの入り過ぎ等も疑います。

軽四の場合オイル過多の不具合も多いです。

Answer 5

電動ファンの回転、抜群に回ってますか？ エアーパージ、ガスチャージの順です、文面読んでるとガス足らんような、外気温高い時にガス作業しない、夜間気温下がってからコンデンサーに水道水かけながら、やってみて下さい、ガツンと冷えますよ、失敗は成功の元、めげずにね！

Answer 6

意地はってないで電装屋に持って行ってください。ナシとか言っている場合ではないでしょ。

Answer 7

レシーバー＆ドライヤが詰まっているかも？
電動ファンは回っていますか？

Answer 8

コンプが回った時に低圧側の圧力はどうなっているのかな。

Answer 9

車のエアコン修理でお手上げです。ダイハツタントエグゼ
エアコンスイッチを入れて
エンジンルームから
「カチン」と金属音が聞こえる(マグネットクラッチ作動音)
エアコンは正常作動状態

エアコンスイッチを入れて
エンジンルームから
「カチン」と金属音が聞こえない場合(マグネットクラッチ作動音)
エアコンは作動していません

「エアコンの効きが悪いので、
ガスを補充・交換してもらえますか？」と
修理をするお店に尋ね
「まず、ガスの残量を測って、それから
ガス漏れも点検してみますか？」など相談後
エアコン配管・エアコン圧力・整備の提案を

直接、エアコンガスを
強制補充・１本いくらですと言うお店は
考える必要が・・・・・・・
何事も、「なぜ冷えない原因」を確かめた方が正確
全ての、電装屋さんは
壊れたエアコンを直すことが出来(それが、電装屋の本業）

もちろん、
整備士・エアコン担当作業従事者がおり
安心・確実なスタンドもあり
整備士がいるか？確認してから
現在のエアコン現状故障状況を
判断してもらい修理など頼むほうが・・

ほとんどの
カー用品店・ディーラー・スタンドなど
・エアコン本体関連・交換・修復・部品
・アンプ関係部品
・配線関係部品
修理は交換常備部品は持ち合わせは無く
(ヒューズ・リレーなどは在庫している場合も)
下請けの、電装屋に頼むことが多い


ゲージマニホールド本体器具を
お持ちの方が
ご自宅・ご近所に、居られる場合
ゲージマニホールドを
車輛・高圧配管・低圧配管にエアコン配管接続後

エンジンを始動
エアコンを全開・最大状態作動
外気導入・窓を全開「エンジン回転を２０００回転保持」
(アイドリング回転数では計測しない)

低圧側で「1.5～2.5㎏/㎝2」
高圧側で「14～16㎏/㎝2」なら、
エアコンガスはエアコン配管内に適正許容範囲
(猛暑日は高圧側で20㎏/㎝2～になる時もあり）

MPa表記のゲージマニホード・適正許容範囲
トラブルマニュアルチャート・・なども参考に
質問提示内容・画像添付・・・・・・・・・・参考になれば
拡大可能

Answer 10

どこかで詰まっているのでしょう。
コンプレッサーが壊れていたのでしょうか。コンプレッサーが焼き付いたりしたら、ちゃんとエアコンサイクルの洗浄をしてから交換しないと新品のエキパンもまた詰まります。

Answer 11

高圧側がおおむね正常値の時に、低圧側が異常に高い場合は、エキパン等での詰まりを疑います。
高圧も低圧もどちらも高いならコンデンサ不良を疑います。
コンプレッサーが入らないという初期症状の段階で、どっか詰まってたんじゃないですかね。それがエキパンや高圧パイプの交換→真空引きして新ガス注入という作業である程度取れたものの、コンデンサで詰まりやフィンのつぶれ等でまたうまく循環せず、圧力が高くなってる…という感じがします。

あくまでセオリーなので鵜呑みになさらず、的確な診断をしてください。