ダイハツ タントカスタム 「LA650型タントカスタム　NAノンターボ　イベント試乗記」のユーザーレビュー

LA650型タントカスタム　NAノンターボ　イベント試乗記

2019.7.20

総評

走行感覚が思いのほか軽くてフラットで、横幅以外は下手な普通車よりも広くて快適です。NAノンターボながら動力性能でのネガはなく、マイルドターボと錯覚するほどの動きの良さがあります。普通車オーナーの”上がり車”としても十分満足できるのではないかと思います。
荷室よりもキャビン側の使い勝手を優先した設計である点がライバル車と大きく異なるため、この辺りは実車確認された方がいいかもしれません。

満足している点

新開発の車体により先代比約40㎏減を達成し、走行感覚に軽快さが加わり、気持ちレベルではあるが低床・低重心化が図られたように感じた。
思いのほか走り出しがスムーズで、跨線橋超えや２車線道路の走行など、市街地での普段使いならストレスなく走る。アイドリングストップ時もスターター音のけたたましさがなく、機械系は終始穏やかだった。
薄型Aピラーにより、視界がさらに良くなった。
運転席ロングスライド採用によるⅩウォークスルーが可能となり、幅寄せ駐車被害にあっても反対側から楽々乗降できる。
成人男性でも無理なくドラポジが決まり、シート寸法もそこそこの容量があって、ドライバー前方の空間も広いことから、小型車感覚でゆったり運転できる。
クオーターウインドウトリム直下に、小説が収まる程度のスリットがあり、後席乗員の退屈しのぎや小荷物のひっかけに便利。

不満な点

決定的な不満にはならないが、同世代のスペーシアやホンダNのように、荷室側からの後席スライド操作ができると便利。また、後席シートスライドのループレバー自体が小さく、他社よりも動きが渋いため、さっさと動かしたい時には不便。
荷室用の照明がないので、夜間時の積み降ろしや確認がしづらい場合がある。
完全に個人の主観だが、外観はやや丸みがあって優しい印象だが、インパネは従来通り角基調であるため、運転席回りも外観同様の角丸テイストだとさらに快適さや愛着が増すのではと感じた。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験