ダイハツ タントカスタム 「広くて便利。燃費10~22km/L。」のユーザーレビュー

広くて便利。燃費10~22km/L。

2018.7.19

総評

・多用途に使い勝手が良いが、高速移動や山坂道は苦手。
・軽自動車としては、室内(高さ/前後方向)がとても広く快適。
・購入時にウェイクと迷ったが、外観デザイン、価格、燃費の点でタントを選択した。
・ウィンカーのキャンセル動作が期待通りに出来ない事が多く、非常にストレスを感じる。

満足している点

LA100(RS-SA)からの乗り換えで満足した事...
・車内が広い(特にリアシート)
・外観は好みとは言えないが、内装は好み。運転席前の小物入れや、助手席が折りたためてテーブルになる点など特質して便利。
・運転席からフロントガラス迄の空間が非常(異常?!)に広くて解放感があるのが快適。
・内装の質感向上(LA100比)
・視界が広い、特に座面が高くなってウィンドウの下端が低いので周囲の視界が広くなって安全に感じる。
・助手席側のBピラーが無いことで、大きな荷物の出し入れが楽だったり、キャンプなどのアウトドアでの解放感が気持ち良い。
・立った姿勢から、ほぼかがみ込むことなく乗車出来るので乗降が楽で良い。
・乗車姿勢がオフ車の様にアップライトな姿勢で座れるので自然体で楽。

不満な点

LA100(RS-SA)からの乗り換えして不満な事...
・ウィンカーがメカ式では無く、電気接点(スイッチ式)でキャンセル操作の際、同じ操作をしているつもりでも、逆方向にウィンカーが出てしまったり、また、その逆に出てしまったウィンカーをキャンセルするのが期待通り動作しなかったり、非常にイライラするので、非常に不満。
・交差点で先頭に停止すると信号がルーフに隠れて視界に入らない事が増えた。
・外観の見た目のデザイン(特にフォグランプ辺りのデザイン)
・オドメータ/燃費表示などの表示切替をするのにシートから背中を離さないとスイッチまで手が届かないので操作できない。→ 運転中はスイッチ操作が危険。
・交差点で停車する直前に信号が赤から青になりそうな時など、アイドリングストップさせない様に即座にスイッチ押下したい時があるが、スイッチを目で探さないと操作出来ないので即時の操作が困難。
・低燃費(LA100から車重110kg増と空力が原因か？)
・購入時に値引きを含めて割高感を感じた。
。シートが柔らか過ぎる。　脇腹辺りに少しホールド感が欲しい。　シートは、NBOXやスペーシアの方が好み。

デザイン

3

・乗降姿勢が楽。
・フロントガラスまで距離があるので圧迫感が無い。

走行性能

3

・山坂道のタイトなワインディングロードは避けたいレベル。
・高速は法定速度内なら概ね問題無いが、例えば、中央高速下り方向の談合坂SA手前の上り坂辺りでは辛い。また、高速の流れに乗る程度以上の速度域では燃費が下がる。
・車重/車高/形状などから仕方ないが、LA100よりも走行性能が低い。

乗り心地

3

・車全体の中で比較すると乗り心地が良いわけではない。軽自動車の中で考えれば中の上程度だと思う。
・東京～北海道周遊(大間～函館間はフェリー使用)の18日間約5,500kmを走ったが、シートを含めて、特に問題無く乗り続けることが出来た。　
・タイヤの空気圧や種類にもよるだろうが、前車のLA100に比べて、重い分、微振動は少ない気がする。
・普通車に比べるとサスのストロークが少ない分だけ路面に追従しないので仕方ないが、未舗装路や凹凸が多い路面では大きく揺れる。　
但し、LA100よりもベターに感じる。
・LA100よりも静かに感じた。内装を外した時に見たら、フロアやサイドにLA100よりも多くの対策が施されていた。

積載性

4

・軽自動車としては室内が広く、自転車をバラさずに載せられるのが楽でいい。
・タイダウンフックが使える工夫があれば、もっと使い勝手が良いのに残念。
・リアシートを畳んでも傾斜が付くので、荷物積載に不利。

燃費

3

・等速走行を心掛けるとエアコンを常時使用しても燃費22km/L台となったが、Stop&Goが多い市街地で短距離走行や渋滞が多い場合では10km/L程度となる事もある。(燃費は満タン法で測定)

価格

2

・私が古い考えなのだろうが、軽自動車に200万円は？と、つい思ってしまう。

故障経験

今のところ、故障なし。