ダイハツ タントカスタム 「2週間目のレビュー」のユーザーレビュー

2週間目のレビュー

2017.5.5

総評

軽四実用車という枠で、実によく考えられた車と感じる
使い勝手も良く、装備に抜かりもない、色んな機能を運転者に提供してくれる
その反面、価格に反映されるのは致し方ない事か
だが、一度動かせば、軽の上質さを感じ取れるのではないだろうか
シートベルトや、ステアリングの動きなども軽やかで、満足度は高い

見た目も、非常にアクの強いデザインではあるが、見慣れると格好良く感じてしまう不思議さがある

満足している点

装備の豪華さには目を見張るものがある
カスタムRSトップエディションSA3では以下が標準装備
　スマートキー
　アイドリングストップ
　LED灯火類
　スマートアシスト３と、それに付随する機能
　両側パワースライドドア
　ミラクルオープンドア
　施錠連動電動格納ミラー
　リアサンシェード
　電気式ウィンカーレバー
　オートエアコン
　オートライト

スマートキー
　まさに今ドキの車の装備といえばコレ
　セキュリティ面での不安はあるものの、群を抜いて便利装備と言えるだろう

アイドリングストップ
　別段欲しい機能ではないのだが、信号待ちで静かになるというのは、案外悪くない
　アイストOFFスイッチを押さなくても、ブレーキの踏力でアイストのコントロールが出来るのは良い
　極短時間の信号待ちなど、止めたくない瞬間にも対応できる

LED灯火類
　ヘッドライトはカットラインも奇麗に出ていて、非常に明るい
　もうHIDって時代じゃないのかもね

　フォグが標準でLEDだったのは驚いた
　まぁ、フォグと言うよりは、ドライビングランプなのだろうが
　ちょっと暗めになりがちな、足元の補助には良い

スマートアシスト3
　加齢による、身体機能の衰えに伴う、運転能力の低下などを加味すると、この様な補助機能は必要になるだろう
　この機能に頼る日が来ない事を祈るばかりではあるが・・・
　SA3に付随する便利機能と言えば、オートハイビーム
　オートライトと組み合わせれば、とても便利である
　あと、リアソナーが付く
　普通に使う分には、必要になる場面はないが、後方誤発進抑制機能の副産物か

パワースライドドア
　購入の決め手の一つ
　普段使いの車で、スライドドアと言う物は、非常に便利な装備である
　両手が塞がってる時でも、ボタン一つでドアが開くのは、本当に良い装備だと実感する

ミラクルオープンドア
　初見のインパクト絶大な、ミラクルオープンドア
　９０度開く助手席と相まっての大開口は、センターピラーレスの賜物
　これを超える解放感は、なかなか無いのでは？

施錠連動電動格納ミラー
　文字通りの装備
　降りる前に一々ボタンを押す必要も無く、施錠状態の確認としても良い
　降車時、サイドミラーで後方確認をするので、エンジン停止後、直ぐに格納される車種と比べると、施錠連動は安全に配慮された装備であると感じる

リアサンシェード
　快適装備品
　純正でこういった装備品は、使う人の事をよく配慮しているなと感じる。
　内装に埋め込まれているので、見た目のすっきり感も良い

電気式ウィンカーレバー
　試乗した時に、真っ先に気が付いて感動したのがこれ
　今では普通かもしれないが、９０年代初頭の高級車の上級グレードにしか付いていなかった装備
　レバーのガチャガチャ感が無く、快適かつ上質な室内の演出に一役買っている

オートエアコン
　目新しい物ではないが、一度設定すれば、あとはそのままなのは良い

オートライト
　特に操作、意識する事なく、明りが点くというのは、結構すごい事
　昔に比べて点灯も早く、薄暮時の対応としても良い

不満な点

特に不満点は無し　　

と言いたい所だが、フロントシート下部の収納が無いのが気になる点
DOPで助手席用はあるのだが、大掛かりな取り付けになるので、商品代金よりも工賃の方が高い始末
こういった実用車には、収納の多さは重要である
せめて標準装備にして頂きたいものだ

あと個人的にだが、リアゲートのでかでかとしたメッキパーツは、如何せんくどいな・・・と

デザイン

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走行性能

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前車ワゴンＲ[MC12S]との比較で、出足の軽さ、スムーズな加速が感じられた
特に違いを感じるのは、アクセルの踏み込み量
前車では20㎞/h程度までを"ゆーっくり"加速していく踏み込み量に対し、タントでは同じ踏み込み量で"すーっと"進み60㎞/h程度まで速度が上がる
昔の軽の例え話でよくある「踏み込まないと走らない」なんて事は無い

乗り心地

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前車ワゴンＲ[MC12S]との比較で、脚の動きは良いと感じる
段差などの吸収性は実用十分
ただ、バネレートに関しては、気持ち硬いかな？と感じる時もある

上記、走行性能の捕捉になるが
例えば60㎞/hまで加速しようとした時、ワゴンＲは2000rpm～3000rpmを行ったり来たりするが、タントは出だしで2000rpmまで上がった後に、変速制御で回転が落ち、1500rpmのまま速度が上がっていく
車内に響くエンジン音が非常に少なく、とても快適である

積載性

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前車ワゴンＲ[MC12S]よりも広い室内容量を持っているので、積載性に不足は無い
ミラクルオープンドアがもたらす、横からの積み込みのし易さも、大いに評価したい

燃費

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主に片道５キロほどの通勤に使っているが、車両の平均燃費計は約17km/l
シビアコンディション下で考えれば、結構良好な数字と思う

価格

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故障経験

現状、無し