新型k比較評価:タントとパレット
『ミラクルオープンドア』と称される、今まで無かった独自機能を売りにした
新型 タントの登場を待ってましたと、言わんが
2008.2.11
- 総評
- 新型k比較評価:タントとパレット
『ミラクルオープンドア』と称される、今まで無かった独自機能を売りにした
新型 タントの登場を待ってましたと、言わんが如く スズキはパレットでの
迎撃を仕掛けてきました。
各社のアイデア勝負でますます、独自の機能性の
個性が楽しめるこの、超人気車 必至の2車を比較評価してみます。
- 満足している点
- タントの特徴
①『ミラクルオープンドア』は、後部席のスライドドア部分、と前部助手席側の
ドア部分に、普通はあるはずの仕切り部分?が無く、助手席を空けた状態でのリアスライド
ドアのオープンでは、このクラスでは敵なしの開口部。
後部座席アクセスの優位性が高い。
②室内幅は、パレット1280mmに対して、タント1350mmと70mm広い。
室内長もパレット2025mmに対して、タント2160mmと135mm長い。
エンジンスペックも、パレット・最高出力 54ps(40kw)/6500rpm ・最大トルク 6.4kg・m
(63N・m)/3500rpm パワーウェイトレシオ 17kg/ps に対して
タント・最高出力58ps(43kw)/7200rpm・最大トルク6.6kg・m(65N・m)/4000rpm・
パワーウェイトレシオ16kg/psとなるため最高出力で4ps、最大トルクで0.2kg・m、
パワーウェイトレシオ1kg/ps分タントが優位
もともとのパワーに制約が大きいkカーは、この部妙なパワー差は大きい。
走りを気にする向きはタント優勢。
また、燃料タンク容量は、パレット30Lに対し、タント36Lと、給油インターバルにも差がつく。
③レビューサンプルのグレード【タント660 X リミテッド スペシャル:140.7万円】は、
ほぼ、同価格帯のライバルグレード、【パレット660 XS:136.5万円】に対して、約4万円
高くなるが、先方にはない・CVT装備・ISOFIX対応シートベルトチャイルドシート固定バー装備
・CD装備であること。
④その他、【タント660 X リミテッド スペシャル:140.7万円】は、パワースライドドア、
開閉時に一定以上のチカラが加わると、ドアが反転する挟み込み防止機能、室内からドアを
開けられないようにするチャイルドプロテクション、半ドアの位置まで閉めると、あとは
チカラいらずで自動的に全閉するスライドドアイージークローザー、窓全面にUVカットガラス、
リバースギア連動リヤワイパー、リバース連動ドアミラー 、キーフリーシステム
(イモビライザー機能付) セキュリティアラーム、フローリングフロア などの装備を
持っています。
- 不満な点
- もし、エントリーの価格クラス対決になってくれば、タントのもっとも大きな特徴CVTは、
4ATでパレットと変わりません。
3万円程度の価格差ですが、【タント660 L;108.2万円】の最小回転半径4.3mにたいして、
【パレット660 G;111.3万円】は4.2mで-10cm。
タイヤも【タント660 L;108.2万円】145/80R13にたいし、【パレット660 G;111.3万円】
155/65R13と差があります。
装備では、【タント660 L;108.2万円】は、CDがつくものの、【パレット660 G;111.3万円】
は、シートリフター、ABS(アンチロックブレーキEBD付)、ブレーキアシストは先方は装備
しています。
つまり、CVTがつく【タント660 X リミテッド】以上のグレードは、圧倒的にタント優位
の見解ですがベースグレードの買い得感は、購入者の見解しだいです。
また室内高に限れば、パレットは、低床・高屋根のため室内高は、タントの1355mmに対して、
パレット1365mmもありスズキは、パレットが小さな子供が立って後部席を移動できることを
売りにしています。
オプションパックをみても、なんとなく乳幼児子育ては【タント】、児童の送迎での
【パレット】の位置をメーカーも意識しているように思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験