ダイハツ タント 「コンパクトカー並みの動力性能 旧型タントから大きく変更されたエンジンは、タント初のＣＶＴとなり、ターボとの相性も良く大柄なボディにもかかわらず、街中で」のユーザーレビュー

コンパクトカー並みの動力性能 旧型タントから大きく変更されたエンジンは、タント初のＣＶＴとなり、ターボとの相性も良く大柄なボディにもかかわらず、街中で

2008.10.23

総評

コンパクトカー並みの動力性能
旧型タントから大きく変更されたエンジンは、タント初のＣＶＴとなり、ターボとの相性も良く大柄なボディにもかかわらず、街中での発信停止や坂道での走行もストレス無くこなしてくれる。また、トルクフルなエンジンは回転数も低く抑えられており、室内の高い静粛性を達成している。
　ただし、ＣＶＴは通常のＡＴに比べてメンテナンス費用も高くなるものと考えられるが、それを補って余りある満足感を得られるだろう。
　サスペンションは細かなギャップもしっかり吸収してくれており、乗り心地はコンパクトカーにも劣らないように感じる。
　室内スペースは軽自動車とは思えない広さであり、２メートルの大男であっても楽々乗車できそうである。シートアレンジも多彩で、後ろの座席のスライド幅も大きく、大きな荷物の積載能力にも優れている。併せて、ピラーレスも車への乗り降りや荷物の積み下ろしを楽にしている。
　運転席からの車外視認性は極めて良く、安心感、安全性を高めるている。計器類は車両中央にまとめられているが、見やすいとは言え少々違和感を感じる。特に、燃費計およびトリップメーターが助手席側に配置されているのは使いづらい。
　電動スライドドアは家族持ちにはありがたい装備なのかもしれないが、コストを考えると、手動にしても良かったのかもしれない。
　ディスチャージヘッドランプはナイトドライブの安全性を高めており、満足できる装備である。
総合的に、ターボ車のトータル価格は２００万に届きそうな価格帯であるが、エンジンを始めとする、優れた装備を搭載した車両であることを考えると、それほど高い買い物ではなかったと思う。

満足している点

新型タントの最も大きな長所は、タント初のＣＶＴエンジンであろう。このエンジンは低速からトルクフルで力強い走りを実現しており、従来のＡＴに比べて、坂道における走行フィーリングが格段に向上している。1速時にやや回転が上がるものの、その後は、約２５００回転をキープしたまま変速が行われている。従って、耳ざわりな高回転に至らずに速度だけが増していく、変な感覚である。高速道路を時速１００Ｋｍで走行している時の回転数は、およそ３０００回転であり、日常の走行ではそれ以上の回転域はあまり使うことが無い。
　その効果もあると思われるが、燃費も良く、高速で約１５ｋｍ／L、一般道で約１３ｋｍ／Lである。
　次にあげるべきなのは、やはり車内スペースであろう。大人４人が楽々乗車して、その上キビキビ走る。その一言で十分わかって頂けるであろう。
　軽でありながら、最高の居住性と十分な動力性能を兼ね備えた、希少価値のある１台である。

不満な点

メーターパネルの位置が悪い。特にトリップメーター。
時計の装備が無い。
アームレストの位置が高く、使いづらい。
むき出しのオイルクーラー？かエアコンガスのラジエター？に飛び石が当たらないか不安。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験