ダイハツ ソニカ 「軽の概念を変える1台 パーソナル感が強く、まるでクーペのようなスタイリングに質感の高いインテリア。軽でもロングドライブが楽しめるゆとりと、プレミアム感」のユーザーレビュー

軽の概念を変える1台 パーソナル感が強く、まるでクーペのようなスタイリングに質感の高いインテリア。軽でもロングドライブが楽しめるゆとりと、プレミアム感

2007.11.2

総評

軽の概念を変える1台
パーソナル感が強く、まるでクーペのようなスタイリングに質感の高いインテリア。軽でもロングドライブが楽しめるゆとりと、プレミアム感のあるモデルを目指して開発されたソニカ。プレミアムといっても所詮軽だしなぁ・・・と思って乗りましたが驚きました。
これは本当に今までの軽の概念を変えてくれるクルマです。軽自動車も日々進歩していますが、それでも試乗するとやっぱり軽だなぁという印象を持つものです。しかし、ソニカにはそれがありません。660ccエンジンを搭載しているという点とボディサイズは軽に間違いないのですが、その他の部分は上のクラスの1.3～1.5Lコンパクトカーと比べてまったく遜色がありません。静粛性は高く、何より努力の跡がみられるのが、ペダルやステアリングなどに伝わってくる不快なバイブレーションが皆無です。3気筒エンジンは不利なのですが、こういう部分をしっかり作りこんでいる点が上質感を感じる理由だと思います。
エンジンはターボのみですが、これで法定速度内はなんの不満もありません。CVTの効果は大きく、とてもスムーズで俊敏な加速を求めなければ3,000回転以上回す必要ありません。スピードに乗れば2,000回転を下回るあたりで走りますので、燃費もターボとしては驚異的によいです。3,000回転以下ではエンジン音はほとんど聞こえませんので、3気筒であるとは思えず、まるで4気筒のコンパクトカーに乗っているような気分になります。ターボラグもなく、非常に自然なのです。足はスポーティなモデルなのでやや硬めでゴツゴツ感があります。ハイスピード時には良いでしょうが、日常ではもう少し乗り心地が良いと言うことないですね。
室内空間はムーヴやタントと比較すれば狭いですが、意外にもリヤシートの膝のスペースは十分にあります。また、リヤシートの形状が良くて非常に座り心地もよいです。乗車定員は4名なのでまったく不満はないでしょう。確かに背の高い広いといったクルマも魅力がありますが、ちょっとこのクルマに乗ってみてください！目からウロコが落ちますよ。
はじめて1.3Lクラスのコンパクトカーと対等なレベルにある軽に出会いました。

満足している点

・ ヴィッツやマーチも顔負けの質感の高いインテリア
・ 非常に高い静粛性
・ 3気筒エンジンながら不快なバイブレーションがない
・ 非常に自然な新開発ターボエンジン
・ スムーズかつ低燃費にも大きな効果を発揮するCVT
・ 体をしっかりサポートしてくれるシート
・ 内容を考えれば価格設定は割安感がある

不満な点

・ 若干乗り心地がゴツゴツしている点は改善して欲しい
・ ムーヴやタントに比べれば室内空間は広いとはいえない
（ただし、それは走りにしっかりお釣りで返ってきています）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験