トヨタライズってダイハツロッキーですよね？ たしかにダイハツ社には3列7人乗りのSUVが無いしあの車格に3列っていかにもダイハツらしいなとは思う

Question

けど、トヨタライズで売るとなるとトヨタは漁夫の利（丸儲け)
ダイハツはトヨタの為に車つくってるようなもんじゃない？

Answer 1

＞トヨタライズってダイハツロッキーですよね？

正確には違いますがまー似たようなもんです

＞ダイハツはトヨタの為に車つくってるようなもんじゃない？

コレはちょっと違います
あくまでダイハツ社が利益を出すための経営戦略です

ダイハツは自社の販売チャンネルで売るだけでなく、トヨタにOEM製品として売ることでも利益を得る仕組みです

トヨタは商品化に係るコストが不要でいきなり売り出せるメリットがあります
ですのでトヨタが漁夫の利というのは当たらずとも遠からずですが、よく言うウィンウィンの関係です

Answer 2

ダイハツ独自の販売網こそもってますけど、ランクルやアルファードを手掛けるトヨタ車体という会社と立ち位置は似たようなもの。ダイハツ株式の100％を握るトヨタの経営戦略に従うのが当然であり、トヨタのためにクルマを作ってます。ルーミーとかもそうですね

＞トヨタライズで売るとなるとトヨタは漁夫の利（丸儲け)
そんなことはありませんよ。トヨタディーラーで契約が取れればダイハツの工場に発注するので、ダイハツの儲けです。ディーラー店舗数でトヨタはダイハツより圧倒的に多いので、ダイハツ単独で販売するより売り上げ増加が見込めます

あと・・・ライズがなければヤリスクロスは今よりもっと売れていたはずです。ライズが売れればトヨタディーラーの儲けにはなりますが、トヨタ本社にとってはもしかするとマイナスかもしれませんね

Answer 3

他の方々の回答が正しいのですが、実はもう1点理由があるんです。

ダイハツはトヨタの完全子会社となっていますが、実はこの買収の際に「独占禁止法違反」に該当する可能性があったんです。トヨタが日本国内において多大なシェアを有していたからなのですが、トヨタがこれを回避するために説明したのが「ダイハツは軽自動車・小型自動車を製造販売している会社であって、普通自動車を製造販売しているトヨタの販売シャアとはかぶらない」というものだったんです。

ダイハツが小型車で多大な販売台数を獲得すれば上記内容が覆ることになる。そのためダイハツで製造される小型車はトヨタでも併売することによって、ダイハツの利益は損なわず、かつダイハツとしての小型車販売台数を抑えているんですよ。

スバルとは資本提携による協力関係にとどめているのも独禁法に抵触する可能性があるため。他の自動車メーカーの経営不振が発覚してもその支援がトヨタに求められないのも独禁法に抵触する可能性があるためです。

多大な国内シェアを有しているトヨタだからこそダイハツについても策を講じなければならなくなっているんです。

Answer 4

ダイハツはトヨタの資本下にある完全子会社です

なのでトラック部門の日野と同様に、グループ内ではダイハツは軽自動車、コンパクトカー部門です

なのでトヨタ単体の丸儲けとかトンチンカンな発想です。連結でみないとね

あと、OEMを何か勘違いしてませんか？例えば三菱はソリオをデリカD2として供給してもらってましたが、三菱の儲けなんて少ないですよ

OEMしてもらうと儲かるなら、みんなメーカーは車を作るのをやめ、どこかから供給してもらいますよ

しかしライズ/ロッキーはダイハツの軽自動車プラットフォームをストレッチしてつかってるから、全くの違うプラットフォームにしないと7人乗りは無理ですね

Answer 5

ダイハツは親会社たるトヨタに完成品を卸すことで稼いでいます。ダイハツの販売網は規模が小さいので、自社で販売できる台数には限りがあり、ダイハツの登録車は販売網の大きなトヨタに売ってもらう前提で作られてます。

トヨタは小型車を安く作るのが苦手なので、子会社たるダイハツに開発や生産を任せ、自社のラインナップを補完しています。

同じ企業グループ内で役割分担がしっかり行われているということで、どちらが欠けても成り立たない共存共栄の関係です。