ダイハツ ムーヴ 「TNP30はいいが、ダイハツの姿勢に怒り : 　イースのエンジンがムーヴに載り、ＴＮＰが２７から３０になった。一部改良以上の改良といえると思う。 　但」のユーザーレビュー

TNP30はいいが、ダイハツの姿勢に怒り : 　イースのエンジンがムーヴに載り、ＴＮＰが２７から３０になった。一部改良以上の改良といえると思う。 　但

2011.11.10

総評

TNP30はいいが、ダイハツの姿勢に怒り
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　イースのエンジンがムーヴに載り、ＴＮＰが２７から３０になった。一部改良以上の改良といえると思う。
　但しこれは甘く燃費の出る10･15モードの数値で、イースのﾘｯﾀｰ30kmはより厳しいJC08モードでの話。
　イースより80kg重いムーヴでは実用的な加速を得るためにエンジンをより回さざるを得ず、燃費も悪くなる。
　それでも、やはり新エンジンを得、これまでのムーヴと同じ10･15ﾓｰﾄﾞでリッター27kmを出してきたＭＲワゴンを再び引き離すことになった。
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満足している点

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イースエンジンの威力
　イースのよい部分がそのままムーヴにも生かされた。滑らかに加速する。
重さはいい方向へ
　＋80kgは重厚感とさらなる静粛性をもたらす。
イースで言われていた欠点が消される。
　一番はリヤヘッドレストがもれなく付いている。内装も価格が高い分チャちくない。
価格据え置き
　全グレード新エンジン、さらにLグレードではエコアイドル(強化バッテリーは高価なはず）を新搭載しても値段据え置き。特にLグレードがコストパフォーマンス高し。
　その価格112万円。実はこれイースの最上級グレードGと同じ価格。
　片やＶＳＣ・サイドエアバッグは付くがリヤヘッドレストが付かない（イース）。
　片やＶＳＣ・サイドエアバッグは付かないがリヤヘッドレストは付く（ムーヴ）。
　どっちがいいか？
　ただ、ヘッドレストは付いていればいいってもんじゃなく、後頭部まで支える高さがないとかえって危険だ。コストｱｯﾌﾟと後方視界カットをもたらすのに役に立たないものなら最悪だ。
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不満な点

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新エコアイドル
　停止する前に止まるエンジン。低燃費のためには有効なアイテムではある。
　発進加速が繰り返される渋滞中や10度以上の坂道では止まらないなどエンジン停止による不具合が生じないように設定されているが、実際運転してみると想定外の突発的な状況に陥ることがあるので、そういう時、発進にもたつくことが出てくる。コワイ思いをしたという人の話も聞く。
　私は何回かエコアイドル搭載車に乗ったが、ひやっとしたことはなかった（うち1回は発動すらしなかったが）。私にはとても魅力的な車であり次期愛車候補の一つであることには変わりないが、ひやっと感じた人がいる以上、これではいけない！私だっていつこれが原因で事故を起こすか分らない。
　ダイハツのチャレンジングスピリッツには賛同したいが、実験段階のシステムを市販化するのは消費者の生命を軽視するようで、ここだけはダイハツの姿勢に怒りすら覚えてしまう。乗り手の命を第一にしない車を市販してはいけない！
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デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験