ダイハツ ムーヴ 「花より団子 : 　Xタイプにも乗れました。ナンバー取り立ての新車に少し緊張しました。 :」のユーザーレビュー

花より団子 : 　Xタイプにも乗れました。ナンバー取り立ての新車に少し緊張しました。 :

2010.12.16

総評

花より団子
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　Xタイプにも乗れました。ナンバー取り立ての新車に少し緊張しました。
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満足している点

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△△△最大出力・トルクを下げた良識
　旧型は58ps/7200rpm、6.6kgm/4000rpm、新型は52ps/7200rpm、6.1kgm/4000rpm。回転数は変わらないのに落ちている。私はこれを歓迎している。
　以前のダイハツは数字にこだわり、カタログ上の数字を上げることに力を注ぎ、現実ではあまり使わない最大出力トルクを増やした。
　新型はこうしたカタログの数字を捨て、実用的な発進トルクや中間トルクを太らせ、レスポンスのいい加速を実現させた。花より実をとった結果だ。
　このエンジン特性はCVTとのマッチングを良いものにしている。
　改良前のエンジンとCVTを搭載したタントエグゼに乗った時、アクセルを踏んでも音ばかり大きくなり、なかなか加速せず、ストレスが溜まったものだった。車重が違う分を差し引いても、新型ムーヴがまずまずリニアに加速していくのが気持ちよかった。
△最新アイドリングストップ機構
　ブレーキを踏んで止まるとスッと静かになるアイドリングストップ機構。マーチやフィットハイブリッドでも体験したが、静かだ。気持ちイイ。
　ダイハツの新アイドルストップの売りは、エンジンの再始動が、ブレーキペダルを離す以外に踏み増すことでも行われる所だ。坂道発進をしてみたが、踏み増してエンジンを再始動したほうが安心して発進できた。人間の感覚に沿っている優れものだった。
△インパネの質感。
　外観同様、意外性や個性を重視しすぎた感のある先代のインパネにくらべ、落ち着いていて好感が持てる。特にハンドルがいい。中間グレードから革巻きで握り心地がいいのだ。もっとも素肌が触れる部分がハンドルであり、ここにコストをかける判断は間違っていないと思う。
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不満な点

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▼▼うるさい
　静粛性に力を入れたということで期待していたのだが・・・静かではない。
　エンジンのかかっていない状態ではもちろん静かなのだが、再始動の時のセル音とエンジンがかかった時のブルンという揺れが気になる。フィットハイブリッドはもちろんマーチにも負けている。最新型のはずなのに・・・・ちょっと安っぽい（その分なのかバッテリーが2万円台と安い）。
　また、加速時のエンジン音も目立つ。
　ただしちゃんと加速も伴うので、回転数と音だけが先行して増えていくという以前の軽自動車CVTよりはマシだが・・・・巡航時が静かなだけに、加速時のエンジン透過音が気になった。
▼ロール
　交差点での低中速のコーナリングなのにゆらーりとしそうな予感。もう少し速度を上げたら意表をついて粘るのか―――
まとめ
　数字を追うことをやめ、自動車としての素性を磨いた新ムーヴはかなりイイ車に映る。花より団子を取る昔のダイハツが戻ってきたような感じだ。しかし、うるささやロールの大きさなど、気になる所も見え隠れする。もっと走り込んだ時、どんな顔を見せてくれるか、そして、実燃費はどうなのか。早く長距離を走らせてみたい。
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デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験