2009年末の一部改良?について補足
せっかくなので補足説明?をさせていただきます。
なお、これはあくまでも私個人の推論であり、事実とは限らない点を
2010.1.20
- 総評
- 2009年末の一部改良?について補足
せっかくなので補足説明?をさせていただきます。
なお、これはあくまでも私個人の推論であり、事実とは限らない点を
ご了解ください。
また、私はダイハツやムーヴを特に嫌っているわけでもなく、各社
良い面も悪い面もあると思っています。
今回の件で、ダイハツがきちんと説明責任を果たしていないのはとても
残念です。時間が解決するとでも思っているのでしょう。
また、素人は私のように好き勝手に書いてますが、プロの評論家や各メディアは
この件について、ほとんど論じていません。
今後の仕事に影響があるから腰が引けているのだと推測しています。
いわゆる「大人の事情」ってやつですね。わからないでもないです。
私がプロの評論家なら同様にこの件については一切触れないことでしょうから。
まず、客観的な事実としてムーヴやミラ、タント等主力車種はことごとく
10.15モードで社内で計測した燃費をウェブサイトやカタログで公開しています。
つまり、ほんとはJC08モードで計測したのだけど表記間違いだったということでは
ないということです。
また、約2年前の国土交通省の調査結果をもとに推測するに
排出ガスのうち非メタン炭化水素(NMHC)等に係る測定値が
法令で規定する規制値内にあるものの、国土交通省の型式指定の審査の際に
確認した値(認証レベル)よりも多く、行政からの指導によりそれに対応した結果、
燃費が悪化したのではないかと思っています。
この「ミス」が故意なのか過失なのかはダイハツにしかわかりません。
いずれにしても、下駄を履かせた状態で計測をしていたということです。
で、今回の一部改良では「他社同様にまともな車両状態で」10.15モードで
計測し直した結果、あのような悲惨な結果になってしまった。
しかし、今さら詳細に説明もしづらいので、なにげに燃費表示だけ訂正した。
こんなところでしょうか。
CVTノイズがいまだ改善されないCVTモデルはまだしも、ロックアップ機構を持たない
4ATモデルのモード燃費はかなり悲惨ですね。
エンジン自体の素性が良いだけにとても残念です。
来年のFMCでどの程度改善されるか注目しています。
- 満足している点
- 前回の投稿で書きました。
もちろん、ムーヴにも美点はいくつかあります。
- 不満な点
- これまた、前回の投稿で書きました。
私が提示した疑問について自答してみると
いまだにかたくなにJC08モードでの計測結果を公開していないのは
うがった見方をすれば、公開できないほど悲惨な結果になってるのではないか。
平均燃費計非採用の件もしかりです。
瞬間燃費計はいちおうエコドライブには貢献しますが、運転してる間
のべつくまなしに動きまくるあのバーは目障りだとも思っています。
どうしても、アクセル開度を控えめにとアピールさせたいなら
アクセル開度が少ないときにエコランプを点灯させるなり、グリーンのランプを点灯させるなり
すれば事足ります。
実際に運転していて思うのは、むしろ平均燃費計の重要性です。
もちろん誤差はありますが、満タン方よりも手軽に燃費を計測することができ、
コチラの方がエコドライブには貢献すると思っています。
事実、スズキやホンダでは採用されてますから、いかに会社の考え方に違いがあるとしても
ダイハツだけなぜという疑問は湧いて当然でしょう。
これも、穿った見方をすれば、それを多数の車種に採用することで
実燃費がいかに10.15モード燃費と乖離しているか、実燃費がいかに悪いかを
露呈するのを避けるためではないか。。。という見方もできます。
数年前にマスコミを騒がしたM社のように一度失った信用を取り戻すのは容易ではありません。
しかも、今回はタチの悪いことに「なぜか」この件について素人以外誰も
大騒ぎしないということです。
言うまでもなく、ダイハツにはダイハツなりの美点があります。
実用域で十分に発生しているトルク、あるいは4000rpm以上におけるパンチ力のあるエンジン。
比較的出来の良いシート、広い室内、高い質感の内装等々。
しかし、今回の件でダイハツに対してかなり失望したのも確かです。
これを跳ね飛ばすくらいの出来のいい、燃費のいい次期ムーヴが登場することを
期待してやみません。
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