ダイハツ ミラ 「シンプルさがいい。　ＭＴを駆使する楽しさ...」のユーザーレビュー

シンプルさがいい。　ＭＴを駆使する楽しさ...

2004.10.26

総評

シンプルさがいい。　ＭＴを駆使する楽しさもある。
　もちろん不満点はあるが、値段が値段なだけに、損とはいえず、むしろ得。
　ボディ剛性はやや不足気味だが、不満がでるほどでもない。
　エンジンとMTの相性は悪いが、慣れればアクセルを床まで踏みつけなくても、（一般道なら）早い流れに対応できる。
　１年で約２８０００ｋｍ走行してもノートラブル。連続で８００ｋm以上走ったこともあり、信頼性は十分。安心して使いたおせる。
　車にできるだけ金をかけたくないが、中古は嫌という人はどうぞ。

満足している点

・安い購入費：
　大した値引きなしでも、諸経費込みで65万ほど。もちろん新車で。
・維持費の安さ：
　他に所有している車（国産スポーツ）と比べると、燃料代が１／３、タイヤ代が１／４、税金が１／１０。
・意外に踏ん張る足回り（４ナンバー限定？）：
　ホイールインチアップが必須。
　標準の１２インチ（１４５／８０）だと、大した速度でもないのに、コーナリング時、タイヤが鳴く。おまけに腰砕けでヒヤリとさせられる。
　しかし、１４インチ（１５５／５５）に替えると、一般的なセダンよりコーナリングが安定し、限界速度も３割～４割くらい上がる印象。
　ただ１４インチは乗り心地が固く、段差を越えるとカップホルダーの飲み物が飛び散ることあり。
　個人的にはフニャ足より好ましく、運転も楽しくなったが。
・取り回しの楽な小さなボディ：
　狭い道が多い地域ではありがたい。
・伸びる伸びる燃費：
　１４インチのホイールを履かせた状態で、最高２３．５ｋｍ／Ｌ、平均２０ｋｍ／Ｌ。
　１９ｋｍ／Ｌを切ったことがない。
　但し、街乗り少なめ。遠乗り多め。

不満な点

・標準装備のタイヤ：
　標準のタイヤ（１２インチ１４５／８０）で我慢できるのは、街乗りまで。
　カーブの多い山道だと、ほぼ制限速度で走っていても、揺り返しが想像以上に大きく、固い足に慣れた身だと車酔い。
　１０００ｋｍほど乗っても慣れず、結局１４インチに換装。
・エンジンとの相性最悪なギア比：
　２世代前のミラ（５ナンバー）とくらべても、車重が大人一人分重くなっているにもかかわらず（その頃のミラより）ワイドレシオ。
　乗り比べると明らかに加速力が不足。
　具体的にいうと、２速発進は無理。５０ｋｍ程度までなら３速までしか使わない。５速は平坦な道で７０ｋｍ以上出てれば、なんとか走る、という具合。
　高速道の登りでは、３速で８０ｋｍ超程度まで、引っ張ることもある。
・クーラー：
　効きが悪いので、夏場二人で乗ると、送風口の取り合い。
　その代わり、クーラーをＯＮにしたときのパワーダウンは若干少なめ。
・その他：
　身体をホールドしないシート（腰が・・・）、うるさいロードノイズ、握りが細すぎるステアリング、
　助手席側にサンバイザーが無い（ディーラーに言うと、付けてくれた（有償））。
　パワステ要らんから、トリップメーター付けてくれ、ダイハツさん（笑）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験