ブーストコントローラーとブースト圧についての質問です、昨年、中古でアトレーワゴン(S321G)を購入しました、用途はバイク積載や雪山に行く用です、ただでさえ車重がある軽ワゴンなのでバイク

Question

等を乗せた時は高速走行中に傾斜の少ない坂でも失速してしまうので、現行のトラストのプロフェックを導入しました、取り付け等は説明書を見ながら自分で行い、いざセットアップをしてから高速走行をするとセット値を100%にしても20%にしても最大ブーストで0,83までしか掛かりませんでした、しかもある一定の速度で必ずブーストが抜けるような感じでブースト圧が0,7から0,1位までに落ち込みます……純正ソレノイド？の時は特にそのようなことはありませんでした。
これらの原因として考えられることは何が上げられるでしょうか？

車両は、走行8万キロ、マフラーとエアクリをむき出しタイプに変えているくらいになります。

ちなみに、町乗りでは特に不満はありません。

補足

この車体のブーストリミットの数値は不明ですが、調べる限り1,1～1,2でブーストカットされるようです、ブーストコントローラーを付ける前の最高は一瞬0,7掛かったくらいです、通常は0,4か5位でした、ブーコンを付けた状態でOFFにすると0,3位までしか上がりません、、やはり走行距離的にも、純正ブローオフやアクチュエーターを疑うべきなのでしょうか？

Answer 1

その車のリミッターはご存知でしょうか？
リミッター以上に上げるにはECUを書き換えないと上がりません。もし上げようとするとECUが異常と判断し燃料カット等で強引に下げてきます。
0.1ｋはホース抜けレベルのダダ漏れかECUのリミッター制御が入っています。

尚、ECUのリミッターの中には設定圧もありますが設定圧に達してから何秒間はリミッターを働かせないというオーバーシュートでエラーが出ないようにする設定もありますので圧が落ちる時と落ちない時があればそれです。

エンジンが壊れる前に安定して走れる圧に設定しましょう。

また吸排気を効率のいいものにすると常用回転のトルクが下がります。
ECUを書き換えて最適化しているなら落ち込みはほぼありませんがノーマルは確実に下がります。
ですのでキノコ型エアクリを純正BOX+社外フィルター（純正と同じようなろ過材）にしましょう。これだけで相当低～中回転のトルクが改善されます。

質問者からのお礼コメント

アドバイスを貰った通り各配管をチェックしていたら、ベンチレーションホースが異様に凹んでいたので確認したら破裂していました、これでは圧が逃げてしまうわけですね 大変参考になりました、本当にありがとうございましたm(__)m

Answer 2

最大ブーストはタービンの風量もあればリサキュレーション(エアバイパス)バルブのリリーフ圧が低い等の要因では。
また特定条件でのブースト落ちは制御絡みの可能性の様な気がします。

風量としては、タービンサイズが小さいために現状で限界の可能性。
リサキュレーションバルブは付いているかと思いますが、付いているならリリーフ圧が低いためにリリーフ圧以上はリリーフさせてしまうのとタービン風量が少ないのも合わせて0.83以上の過給が困難となっているのでは、と推測。
試すならリサキュレーションバルブのバキュームホースを外し、リリーフ側ホースを抜いてバルブ側もホース側もメクラしてみてどうか？ですね。
社外ブローオフバルブへ変更して容易にリリーフさせない様に締め込み気味でリリーフ圧を上げて対応も可ですが、試すだけなら純正を殺してみて様子を見た方が余計な出費はありません。

ブースト落ちが制御絡みである場合は、エンジン負荷率として現状を異常としてECUが判断してしまって制御してしまう可能性ですね。
アトレーは分かりませんが、375タント等ではリサキュレーションバルブのバキュームホースが2本あり、1本抜けている状態ではブースト圧が上がっても低くなりますから、タービン側アクチュエータ制御のソレノイドだけでなくリサキュレーションバルブ側も制御しているかもしれません。
※制御されているかは電気配線図で確認可能

トータル的に制御絡みもあるでしょうけど、KF型エンジンはストローク量が長い上にコンロッドも細くパワーUPさせるにも耐久性もEFやJB型より低いですから。