シトロエン C4 「正常進化した6EGS 新車選択の条件が①6MT②ガラスルーフ③革シート④後部座席に乗り込み易く、室内が広いこと。 ①～④全てを満たすクルマは日本に存在」のユーザーレビュー

正常進化した6EGS 新車選択の条件が①6MT②ガラスルーフ③革シート④後部座席に乗り込み易く、室内が広いこと。 ①～④全てを満たすクルマは日本に存在

2013.1.18

総評

正常進化した6EGS
新車選択の条件が①6MT②ガラスルーフ③革シート④後部座席に乗り込み易く、室内が広いこと。
①～④全てを満たすクルマは日本に存在せず、何かを妥協するしかありませんでした。
旧C4を新車から5年所有し、ディーラーの対応の良さを含めた信頼性は合格点だったので、①を妥協し新型C4エクスクルーシブを選びました。試乗してみても、6EGSにはPレンジが無いし、何よりクリープが無いのでMTの感覚に限りなく近いことを実感しました。
ついにランボルギーニもシングルクラッチを諦めてしまうようだが、シトロエンは続けてほしい。次期C5、次期C4は是非7EGSで！

満足している点

●6EGSは頑張っていると思う。パドル操作に対するレスポンスの鋭さ、シフトダウンのタイミングの的確さ、ショックの少なさなど、シングルクラッチをよくぞここまで熟成できたもんだと感心する。また機構がコンパクトであるという長所をデザインで表現している・・・フェラーリ360のような小さなシフトレバーと大容量のクーラーBOX（夏場のエアコンに連動するのみかと思いきや冬場でもクーラーになっている。）
●世界中で流行りの、ベルトラインをCピラー辺りでキックアップするデザインをあえて採用せずオーソドックスな６ライトとしている為、後部座席の視界がガラスルーフと相まってすこぶる良好。
●ホイールベースはクラスの中でも長くないが、前席ドアが前輪に食い込む位キャビンを前に出して、後席のレッグスペースを確保しようとしている。その真面目さに好感がもてる。
●旧C4VTSとは乗り心地がだいぶ違う。細かい振動をすべて拾いつつフラットを保とうとする所は一緒だが、それにブルブルプルプルと弾力のあるゼリーのような余韻が加わり、より気持ちの良いドライビングが楽しめる。
●言われればなるほどＢＭＷのエンジン。音はかっこいいし加速もすごい。
●過剰なほどの装備（使い慣れると便利）がさらに増えている。
●オートワイパーの操作性もまた一つ進歩して、ワンモーションが可能になった。
●フランス車のウインカー音はカワイイ。旧C4もカングーもカワイかった。そこに目をつけたのかC4は4種類の音色が選べる。好みの音色があって良かった。
●バックしようと振り返った時の、室内の色合い／採光／デザインのバランスが素晴らしい。

不満な点

●インパネ表皮に新素材のソフト樹脂が使われているが、経年変化がすごく心配。昔のプジョーのハンドルみたいにベトベトしてきそう。DS5にも同じの使ってるし余程自慢の素材なのか？
●日本仕様のスピードメーターは中央の文字表示部にドライブコンピュータの表示を無理矢理はめ込んでいるので、ロゴタイプと色が周りと異なりせっかくの色調切替えが台無し。
●旧C4のレザー仕様はアームレストまで革だったが、新型はスポンジみたいな変な樹脂。感触は悪くないが、汚れやすいし、やはり経年変化が心配。
●リヤハッチの剛性が旧型より落ちる。軽量化のためか鉄板がペラペラで頼りない。
●オートライトのツマミが今どのポジションにあるのか覗き込まないと分からない。旧型は触るだけで確認できた。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験