シトロエン C3 「ＷＲＣでも快走を続けるシトロエン、そのフ...」のユーザーレビュー

ＷＲＣでも快走を続けるシトロエン、そのフ...

2004.9.13

総評

ＷＲＣでも快走を続けるシトロエン、そのフランスの小粋なブランドの中でも、特に個性的なクルマがＣ３です。
小柄なボディーにもかかわらず、開放的で見渡しのいい運転席周り。特に出来のいいシートは、時々腰を痛める私にはとても有難い存在です。日本車には絶対にないそんな居心地の良さは、距離を重ねるほどに伝わってきます。

満足している点

近所で使うセカンドカーとして買ったクルマですが、動力性能にゆとりがあり、高速道路でのハイペース走行も苦になりません。シートがとてもよく出来ており、長距離を運転するとその良さを実感します。車内は高速でもノイジーでなく、時速120～130キロで快適に走ることができます。先日（８月）、800キロほどドライブしましたが、高速中心での燃費は13～14キロ／リッターでした。
購入したのは、スカイルーフとカーナビが付いたＡＶＮ仕様ですが、スカイルーフはシェードを閉めている限り、真夏でも頭上が暑いということはありませんでした。夕涼みにルーフを開けて走る時などは、とても快適です。ＡＶＮ仕様のカーナビはＣ３のダッシュボードに専用のシトロエンマーク付フレームによってうまく格納されており、見た目と操作性に満足しています。

不満な点

センソドライブは、Ｃ３の特徴であり使いやすく機能的です。しかし、最新のＡＴの滑らかさに比べると未熟成なところが多く、特にパッセンジャーとして助手席に座るとそれを感じます。また、マニュアル走行しても差ほど燃費は良くならないというのが実感です。街中中心では８～９キロ／リッターくらいになります。
ブレーキフィーリングは、効きが直接的でデリカシーに欠けています。効き過ぎにならないようケッコウ気を使います。
全体的な品質感は標準的で、日本車やドイツ車の基準を求めると見劣りするところが随所に見つかります。クオリティに神経質な人は、あらかじめよく確かめておくことをお勧めします。
納車後間もなく、クルマ全体を制御するコンピュータ関係の不良で、走行不能に陥りました。幸いシトロエンアシスタンスという２４時間のサポートがついているのでそれを利用し対処してもらいましたが、あの時に「ラテン系のクルマ」のオーナーになったのだなと実感した次第です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験