ロータリーエンジンというのはローターがエキセントリックシャフトを押しながら回転しているイメージで良いのでしょうか？

Answer 1

日本の場合ロータリーエンジンと言うと、殆どの方がマツダＲ/Ｅを想像するようですが、Ｒ/Ｅって実際は色々な方式が有るのです。
ピストンが往復運動をするものが、レシプロ・エンジンと言われますが、ピストンが回転運動をするものはロータリーエンジンなのです。
最後のフォト蔵のチューディエンジンはバンケルエンジン（マツダ）の出始めのころから、私が個人的開発をしているエンジンですが、ロータリーエンジンには最大な欠点が有るのです。Ｒ/Ｅは回転運動なので高回転が出来ると思っている人が多いのですが、実際は違うのです。トルク増大を取る為にはローターハウジングの外径を大きくする必要があるのですが、大きくするとシール自体の摺動距離が長く成ってしまい、俗に言われるピストンスピードが高く成り過ぎてしまうので、高回転が出来ないエンジンなのです。

ですから、バンケル（マツダ）エンジンもエンジン内部にミッション機構を備えて3倍の回転数を得ていますが、当然発生トルクは1/3に下がり、例えエキセントリック・シャフトが6.000ｒｐｍであっても、レシプロのピストンに相当するローターは2.000ｒｐｍしかしていないのです・・物理的に高回転は出来ないのです。

上記の理由に由りＲ/Ｅエンジンの製作は途中で止めて、他の発想エンジンを製作中です。

http://www.youtube.com/watch?v=2Ktm3zOq6ec
http://www.youtube.com/watch?v=at6B6cWodV8
http://www.youtube.com/watch?v=9kNJlrbND0U
http://photozou.jp/photo/photo_only/2968997/175725450

上の画像から解る様に、ご質問の＞「ロータリーエンジンというのはローターがエキセントリックシャフトを押しながら回転しているイメージで良いのでしょうか？ 」前にバンケル＆マツダ型Ｒ/Ｅで有れば、「大体その様な感じですね」と言った様な答えに成りますが、他の機構のものは、メーンシャフト（出力軸）そのものが、ローター回転に成っているので上記の様な説明の仕方に成ってしまうのです。

Answer 2

その考えで良いでしょう。
エキセントリックシャフトの回転中心とローターの回転中心がずれていますからそれがレシプロエンジンのクランク軸と同じことになります。

Answer 3

http://www.youtube.com/watch?v=QcQzO9UmUxI

http://www.youtube.com/watch?v=6BCgl2uumlI