日本における輸入車はなぜベラボーに高いんでしょうか？

Question

たとえばBMWのX5Mを例にとると、アメリカで約９万ドル。 １ドル９０円換算で８１０万円。
一方日本では１４４０万円。 倍近くになりますね。 日本の排ガス規制への対応、輸入諸経費等を考慮してもありえない価格だと思います。 買える人だけが買えばよい、ということなのでしょうが。
税金払うくらいなら、ってことで法人が買ったり、お金持ちのステータスってのもあるんでしょうが、ちょっと酷すぎると思いませんか？

補足

「アメリカが安すぎる」ですね。 Ｍバージョンについては納得しました。 実際X5は北米生産ですし。しかし、車種によっては日本での販売価格はやぱり「ぼったくり」と言わざるを得ないですね。 例えばX5のディーゼル仕様車（Blue Efficiency)などは３リッター車でも２００万近く価格差が。アウディに頑張ってもらって、BMW JAPANのお尻に火がつかないかな、と願ってます。

Answer 1

アメリカの市場は巨大なので特別です。
BMWに限らずどこのメーカーもアメリカでは薄利多売の戦略です。

因みにBMWグループの昨年10月のアメリカでの販売台数は3万2000台、日本では1000台です。

アメリカの価格と比較する方が多いですが、ドイツ本国での価格は109,700€ですので日本円にすると1,321万円です。
日本が高すぎではなくアメリカが安いのです。

Answer 2

それでも買う人がいるからです。

Answer 3

なかなか良い質問ですね。皆さん、『円高なのに…ユーロ安なのに…』と思うはずです。実は最近の海外ブランドを含め『日本法人化』しています。『〇〇ジャパン』とか。

早い話、ドル（ユーロ）取引ではなく、円払いだからです。円払い契約し、自国通貨に換える訳です。そうすることにより円高に影響されない考えです。

だからブランドバッグ含め価格が下がらない訳です。

Answer 4

>日本における輸入車はなぜベラボーに高いんでしょうか？

その値段で買い手がたくさんいるから
銀座のコーヒーが高いのと同じ

Answer 5

To ken_chan16471さん

為替に連動させて値段をつけると、日本は今まで円高が加速する事はあっても、円安が加速する事がなかったので、待てばもっと安くなるの意識から、買い控えが広がって益々売れなくなります。
なので、最初に決めた販売価格を維持する事で、買い控えの抑制する目的があります。
また、円高が進む前に購入してくれた客に対する、誠意としても車両価格の換算レートの変動を小さくする事で、既存の客の所有している車の価値を出来るだけ損なわせないと言う事も、高額商品の販売では重要になってきます。
以上の理由から、円高が進んでも車両価格の為替レートはそれに追いつくには、何十年と時間を要してしまうので、他国と比べて割高な価格で販売される期間が出来上がるのです。

Answer 6

アメリカと比べるからです。

中国や台湾にシンガポールといった似たような条件の国で比べれば、その"ベラボー"な同じような金額ですよ。まぁ、中国は輸入車の関税がバカ高だからだけど。

http://www.bmw.com.tw/

台湾(総人口2400万人)でM3が1300万円くらい(500元、2.6円/台湾元)ですので、日本の1,000万円よりも高いです。

これは、アメリカの自動車市場が日本の2～3倍の市場だからです。たくさん売れれば、その分の関連コストは安くなります。
北米でのBMWの販売は35万台/年ほど、対して日本は2万台そこそこで10倍以上の開きがあります。それにXは全モデル北米生産じゃないかな？

日本では販売台数が少ないのですから、1台当たりの利益を大きく取らないとやっていけませんよね。これは日本車も同じで、レクサスなども日本から持って行っているのに北米では日本よりも安いです。（RXはカナダ生産）

ただし、BMWの北米での価格設定には倍近い開きがあるのは異常だとは言われています。ベンツやポルシェの場合には、その差はもう少し縮小します。

現在、日本国内の輸入車ではアウディが販売攻勢をかけてきており、2015年までに倍増を狙っています。そうなるとシェアでベンツやBMWを抜くこととなるために、尻に火が付けばあぐらをかいてはいられなくなり少しは変わるかもしれません。