子供が後部座席に乗れる限り・・・(2)
4歳の子供がいるにも関わらず、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入したBMW650。
さて、駆け抜ける喜びは感
2009.8.18
- 総評
- 子供が後部座席に乗れる限り・・・(2)
4歳の子供がいるにも関わらず、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入したBMW650。
さて、駆け抜ける喜びは感じられたのであろうか・・
美しいエクステリアは、誰も異存のないところだとは思うが、大都市に住んでいる自分としても
6シリーズとすれ違うのは、月に1,2回程度である。そして、ほとんどが黒である。
スカイラインクーペも少なかったが、毎日通勤で車を使っている自分としては、2,3日に1回
程度はすれ違っていたように思う。
車とは移動の手段ではなく、胸躍らせる男のアイテムとして考えているので、人があまり乗って
いないというのは非常に所有欲を満たすものだ。
小さい子供と同じで、友達よりカッコいい鉄砲や珍しいおもちゃが欲しいという気持ちは
変わらないものである。
この辺りは、女性には理解しがたい部分かもしれない・・
今回、家族を乗せてのドライブや高速一人乗りのお話を交えて、参考にして頂ければ幸いである。
- 満足している点
- 【エクステリア・インテリア】
・均整のとれた品のあるボディライン。
リアの盛り上がった部分から、フロントにつながるラインが美しい。
あと意外にホリの深いヘッドライトのライン。
【ドライビング】
・ポチッとスタートボタンを押した瞬間に溢れるブロロオというV8サウンド。
・高速域でのオンザレール感覚。
・小回りがきく(都会では重宝する)
新車で1200万だから(中古で800万だが・・)という思いが強く、実は不満な点も多い。
まあ、所詮は一般市民の感覚だから仕方ないのかもしれない。
- 不満な点
- 【エクステリア・インテリア】
・後席に余裕を。子供がもうすでに、足元が狭いだの言いだした・・・ ヤバイ
・1000万越えの車にいままで乗ったことがなかったせいか、思ったより内装が
しょぼい気がする。まあ、十分高級なのであろうが、500万の車の倍も高級とは
思えない。
・実は海外SUVを買う予定だったので、ひと通りは試乗してみた経験がある。
では、個人的インテリアランキング(同価格帯として)
①アウディ(素人的にダントツ)② フォルクスワーゲン(意外にも)③BMW④ベンツ
【ドライビング】
・高速域での使用頻度を考えてか、低速域ではかなりギクシャクしている。
急にストンっとエンジンブレーキがかかったようになるのだ。
・高速域でのエンジンフィールが、いまいちつかめない点。
あまり回転数が上がらないのに、いつの間にかスピードだけが上がっているのだ。
スカイラインクーペでは、ある速度から官能的なサウンドと共に回転数が1000単位で
上がっていき、運転していて非常に楽しい気分にさせてくれる。
しかし、BMWの方は同じスピードに達する課程において、回転数が100単位で上がって
いくような感覚なのだ。素人的な表現で申し訳ないが・・・
日本の高速で使用する限りにおいては、駆け抜ける喜びが半減しているような気がする。
まあ排気量が大きい分、低回転でパワーを稼げるからだからであろうか。
つまりドイツのアウトバーンなどで、日本の高速の制限速度くらいのスピードから、初めて
その車の真価が問われるのでないかと感じた。
『結論』
この価格帯の車となると、車の性能とか使い勝手とかで選んではいけないということ。
単純に、その車が欲しいのかどうかということが一番重要になってくるということを
実感した。(価格帯は関係ないのかもしれないが)
他社の車と比較するということが、何の意味もなさない気がするのだ。
室内の広さがどうか、エンジンの性能がどうかなんて、この価格帯の車を購入する基準には
決してなり得ない。
そんなものは後からついてくるものなのであろう。
要は、自分が気に入ったものを買えということである・・・ 予算の許す限り(笑)
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