BMW 5シリーズ セダン 「長く乗り続けることのできる良いクルマ」のユーザーレビュー

長く乗り続けることのできる良いクルマ

2018.1.2

総評

故障の頻度と修理費がネックではあるものの、それを差し引いても乗る価値があると感じさせる良さがある。
特に走りの良さに関しては、言葉にできない程の良さがあり、最新の国産車でもこのクルマには及んでいない…と私は思う。（複数の国産車を運転してみた個人的感想）
最終モデルの2010年型なら、100万円台から買えるので、お買い得と言えばお買い得。
但し修理費を気にしない包容力と経済力が要求される…かも。
本当に買うなら、ある程度の思い切りと割り切りが必要かと。

満足している点

・好き嫌いがハッキリ分かれるアクの強いエクステリア。
・スタビリティの高いコーナーリング性能と、上質な乗り心地。
・高い静粛性と、意外と気の利いた（？）装備の数々。
・1.7tの車重、１７インチの50タイヤでも意外によい燃費。（高速で15km/Ｌ程度）

不満な点

・やはり故障は国産車に比べて格段に多く、1回ごとの修理費が高額。

デザイン

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走行性能

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・前記の通り走りについては言葉にできないほどいい。
・エンジンパワーは可もなく不可もなく。ダブルVANOSは、HONDAのV-TECやMITSUBISHIのMIVECの様に、ある回転域を境に性格が豹変し、一気にレヴリミッターに当たる様な仕様ではなく、あくまでマイルド。私はどっかんターボの様なメリハリのあるエンジンが好きなのでその点が少し不満。

乗り心地

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しなやかで実に心地よい。
助手席に乗った複数の人が乗り心地を評価していた。

積載性

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リアサスの張り出しが大きめなるも、奥行がある上にトランクスルーが使えるので便利。

燃費

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高速13.5km/L～15.0km/L
街中5.5km/L～8.0km/L

価格

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故障経験

・ATオイル漏れ→6万円
・ダイレクトイグニッション故障→6万円
・電動ウォーターポンプ故障→20万円（ラジエター交換込）
・オルタネーター故障→11万円
・エアコンコンプレッサー故障→6万円
・セルモーター故障→11万円
・プラグホールオイル漏れ→6万円

いわゆる「故障」のみを記載。
ディスクローター交換など、経年による摩耗で交換したものは含まず。
それまで入れたらもっと恐ろしい修理代に…