BMW 3シリーズ ツーリング 「見るたび美人と感じるスタイリング」のユーザーレビュー

見るたび美人と感じるスタイリング

2020.5.5

総評

E91の後期である特別仕様車（カーボンエディション）は、日本に40台しか設定が無いとのこと。5年落ちの車が発売当初の約半額でオーナーになることができました。エンジンマーク以外の故障は特にありません。安定した車両だったと思います。購入当初に外観をコーティングしてもらって、洗車も楽で、現在でも9年経過した車両には見えません。もうすぐ10年経過しますが、メンテナンスをこまめにして、長くオーナーでいたい車両です。

満足している点

①スタイリング
②ハンドリング
③エキゾーストサウンド
・オーナーになって約5年。いまだにボディーライン、外観を見るたびに美人だなと思いながら乗り込みます。シートに潜り込みエンジンをかけ、走り出すと、ハンドルの太さ、取り回しに喜びを感じるハンドリングの良さをに感心します。追い越しのためにアクセルを踏み込むと、DOHC独特のエキゾーストサウンドを聴かせてくれます。この車のオーナーになってよかったと感じる瞬間です。

不満な点

①Nox、O2センサーエラー
②ランフラットタイヤによる乗り心地の悪さ
③ボディー剛性がいまいちで、不快なギシギシ音
・購入当初（34.000km走行）から発生しているエンジンエラーマーク。調べるとNoxセンサーエラーと、O2センサーエラー。現在約600km程度の間隔で発生。OBDⅡ診断機で、マークを消去。時折エンジンの掛かりが悪いときがある原因ではないかと思われるところです。しかし、普段使用時に走行不能に至る問題ではないとのこと。修理費がかさむ関係で、現在放置状態です。
・225/40/18、255/35/18のランフラットタイヤは、扁平率も低いですが、ゴツゴツとした乗り心地の悪さは素人でもはっきりわかります。国産車数台、輸入車数台乗り継いだ経験からしても一番悪いと言い切れる乗り心地です。
・舗装状態が少しでも悪いと、ギシギシときしむ音がします。窓ガラスのずれもあるかと思いますが。普段のエンジン音はやや静かで、タイヤのノイズ、エキゾーストもそれなりにありますが、窓を閉めていれば比較的静かな室内です。この状態でギシギシ鳴るのは不快です。

デザイン

5

フロントマスクは、鷹が狩りをするイメージのするヘッドライトリングが特徴的でかっこいい。
サイドビューは、プレスラインのフロントからリアにかけて一直線にあるのが、潔く美しい。
リアウインドウの「ホフマンキック？」と呼ばれているカットラインが、美しい。
前から見ても、横から見ても、流体力学的な美しさを醸し出しているところがとても気に入っています。

走行性能

4

カタログデータ上では、車両重量1550kg、170ps。9.12Kg/Psの数値は大きいです。前所有車Z3が5.8Kg/Psなので、購入時に走りを心配しました。しかし、想像以上にキビキビしています。車高が低いせいもあり、山道や峠など思い通りにコントロールできます。パドルシフトはありませんが、スポーツモードを使うと山道の下りもシフトチェンジのタイムラグはあるものの思い通りのライン取りをすることができるので、プロのドライバーではないので十分楽しめます。

乗り心地

2

乗り心地は悪いです。ランフラットからラジアルタイヤに交換。多少緩和されましたが、サスペンションは堅いです。Mスポーツ仕様ということもありますが、その分山道や峠などは安定しています。

積載性

4

車中泊することが度々あります。（趣味とかみさんとの？）自分の身長が171cm。後部座席を倒すと前席の間の空間ができます。ストレッチ用ポールを差し込むとちょうどいい具合に枕になるので、まっすぐに寝ることができます。高さは、マットを敷いて座ると首を曲げないと座れません。低いです。マウンテンバイクは横にして載せます。ツーリングワゴンとしては標準かと思います。車中泊で、子供と2人旅をしました。十分な積載量です。

燃費

3

満タン法で、4年間、3万3千kのデータ。Ave.9.14、Max.12.97、Min.6.57Km/L。車載コンピューターで高速利用時最大14Km/Lの記録が出ました。満タンで、600kmも走ることができるのは、優秀に感じます。

価格

3

故障経験

エンジンマークエラー（Nox,O2センサー）、イグニッションコイル・プラグ交換、ブレーキパッドとローター・パットセンサー、ラジアルタイヤ（前後）。大きな故障はまだありません。