BMW3シリーズ e30についての質問です。

Question

e30を購入する際に、パーツの劣化など見るべきポイントを教えていただきたいです。

Answer 1

ＢＭＷを40年近くの間断続的に所有してきました。

E30ですと、私が最初に中古のE21を買った時に新車が売られていたまさに40年近く前のモデルということになり、これはBMWに限ったことではありませんが、重要な点として次の確認が最低必要かと思います。

１）エンジン
エンジンをかけてみて一発で掛かることはもちろんの事、タペットやベルト、プーリーの音などに異常がないか確認する必要があります。また、試乗してみて、エンジンがBMWらしくスムーズにふけあがり、パワーがアクセル開度に比例してよどみなくもりもりと出てくることも確認が必要です。これらは、BMWに詳しい人に同行してもらい、かつ何台も比較しないと分かりにくいです。

２）変速機（ＡＴ）
この時代は特に1速から2速への変速に多少ショックはありますが、それが通常の範囲であることの確認が必要です。これも詳しい人でなければ分かりにくいですが、明らかに不快なショックが出ていればそれは本来のBMWではありませんので避けるべきです。いずれ修理が必要になってしまい、50万円以上かかると思います。できればATフルードの交換履歴が分かることが望ましく5～10万キロごとに交換されていなければいけません。

３）ボディ
リフトアップしてもらい下回りの錆を点検する必要があります。錆が多い場合は避けます。ボディは交換できず、鉄板の錆びや腐りの修理はレストアと同じで高額になります。また、走らせてみてまっすぐ走ることを確認する必要がありますが、まっすぐ正常に走らない場合は要注意です。足回りの劣化だけであれば部品交換で済みますが、ボディのゆがみであれば修理不能です。走りが異常であるばあいは足回りのせいだと言われても避けるのが無難です。

これら以外の部品も劣化していたり、そのうち壊れたり、交換が必要になったりすると思いますが、それは古い車両だからしかたありません。40年も前の車両なら、修理できる不具合だけであれば十分に優良物件です。

質問者からのお礼コメント

知り合いにBMWで働いている方がいるのでついてきてもらうことにします！ご丁寧にありがとうございます！大変参考になりました！

Answer 2

全てのパーツが劣化しているのでチェックしてもしょうがないですね。内外装の美しさで判断して交換できる消耗品はあきらめる。