ＥＦＩ車両のアイドリング調整ができずに困っています。 前日まで調子の良かったスノーモービルのエンジンが突然かからなくなりました。

Question

リコイルスタート（プルスタート）後、エンジンは少しだけまわるものの、すぐに止まってしまいます。止まる前にスロットルレバーをあおると走行できるものの、スロットルレバーを少しでも緩めるとすぐに止まってしまいます。

当該車両はEFIで、調整できる場所はスロットルワイヤーのアウターと、スロットルワイヤーとスロットルに繋がる調整ネジだけのようです。アイドリングを調整はスロットルワイヤーとスロットルに繋がるネジで調整するようなので、そのネジを調整してみました。
しかしながら、全く変化がありません。調整範囲の半分をスロットルが開く方向に設定しても、アイドリングしてくれません。

ちなみに、調整方法のネタ元は、海外のフォーラムARCTIC CHAT.COMの次のスレッドです。
http://www.arcticchat.com/forum/crossfire-136-141/362015-throttle-cable-adjustment.html

問題の車両は、アークティックキャットM8 Sno pro（2010年製）、スズキの２ストローク８００ccパラレルツインが搭載されたEFI仕様です。スタートはリコイルのみで、バッテリーとモーターは非搭載です。

知人の好意で借りている車両なので、みなさんのお知恵も借りながら何とかしたいと思っています。アドバイスのほど、よろしくお願いします。

Answer 1

画像の赤で囲われた部分は、構造的にアイドル調整用のスクリュじゃないですよ。

左右のスロットルを連結するカップリングに見えるので、その部分は左右のスロットル開度のバランスを取るために付いているので、締めこめば締めこむほど左右の開度がズレます。

話しは戻して、画像の右側のスロットルボディにスロットルワイヤーが付いているので、そちら側にスロットルストッパーなりスロットルスクリュがあるはずです。

右スロットルの開度の基準を取ったら、それに合わせるように図のスクリュを回して左のスロットル開度を調整します。


肝心なアイドル不良との事ですが、スノーモービルは直接見たことないのですがジェットスキーの2stインジェクションは何台か見ているので制御的には同等でしょうから簡単なアドバイスですが、MAPセンサー（圧力）かスロットルセンサーの不具合のような気がします。

あと念のため２点、コンプレッションを確認して下さい。２stなのでリングの固着（棚落ち）などでコンプレッションが異常に落ちると燃焼不良からアイドルの維持が出来ない場合があります。

もう１点は点火時期が異常に遅れてないかです。ピックアッププレートのズレとシグナルジェネレーターのズレです。確認は必ずプラグを外してピストン上死点を直接確認して出してピックアップセンサーとの兼ね合いを見てください。

質問者からのお礼コメント

アドバイスありがとうございました。
修理疲れで次のステップにまだ進めていませんが、皆様のアドバイスを頼りに自分で何とかしたいと思います。

Answer 2

ＦＩならアイドリング調整はＩＳＣＶでしょ？
ワイヤー触るとスロポジセンサーが狂って余計に不調になる。

Answer 3

現物を見た事も無いし、確実な事は言えませんが掲載写真の他に、機構上アジャスティング・スクリューは在る筈です。

Answer 4

先の方の助言に加えて..

EFIの場合、基本、アイドルスピードの調整は出来ないと思って下さい（気筒バランスは出来ます）。

スローの燃調はEFIが決めますが、世代によってアイドルスピードを調整するモーター駆動のバルブがついていたり、直接チョークのようにレバーなどでスロットルを少し開く構造になっています。

どんなつくりになっているかは、よく観察すれば判る筈で、アイドルスピードが保てない場合、”アイドルスピードを調整するモーター駆動のバルブ”が固着している事が多いです。（スズキ ジムニー でそれに近い事がよくあります）

それと、EFIで、アイドルが保てないか、若しくはスロットルを開いたとたんにストールする場合、どこかの温度センサー（特にエンジン本体又は水冷なら冷却水温度）の断線がよくあります。

以上が参考になる筈です。

Answer 5

前日まで調子の良かったエンジンですから、
調整が狂ったとは思えません。
センサー等の電気系統の
故障の可能性が高いと思います。

また、2サイクルエンジンですから、
2サイクルオイル切れと
言うことはありませんか。
リザーバータンクを確認してみて下さい。