BMW M6 クーペ 「運転していて楽しい車です。 400馬力から507馬力に切り替えるMボタン、エンジンの暖機で徐々にイエロー・レッドゾーンが引き上がっていくタコメーター」のユーザーレビュー

運転していて楽しい車です。 400馬力から507馬力に切り替えるMボタン、エンジンの暖機で徐々にイエロー・レッドゾーンが引き上がっていくタコメーター

2013.11.13

総評

運転していて楽しい車です。
400馬力から507馬力に切り替えるMボタン、エンジンの暖機で徐々にイエロー・レッドゾーンが引き上がっていくタコメーター、そしてギアチェンジにより変速ショックがダイレクトに伝わるSMGとやる気にさせる装置が満載です。
さらに、アイドリングからして低音が響き、エンジン回転に比例して美しいサウンドを轟かせながら加速していくところは、さながらスーパーカーです。
M専用のエンジンを開発したからこそ製造できる車です。
環境性能が求められ、Mモデルに汎用エンジンを選択せざるを得なかった今のBMW社のラインナップにはない車です。

満足している点

パワーバンドで運転していると、アクセル・排気音・加速が連動して、最高の心地です。
吹け上がりが早いので、排気音を耳で楽しみながらヘッドアップディスプレーでエンジン回転数をみてギアチェンジしているときがこの車のドライバーとして最も輝いている瞬間です。
内装にはメリノレザーがたくさん使われており、トリムや革張りのダッシュボードからも高級感を感じます。
タイムを争うようなサーキットや峠にはもっと良い車がありますが、日常で早く走らせたいと思ったときにはギアを駆使すれば十分な体感速度が得られます。
M専用のV10 NAエンジンの吹け上がりと排気音に飽きがきません。

不満な点

オートマチック車のようなスムーズな運転は不可能で、助手席に乗って喜ぶ方はかなりの車好きに限られます。
燃費性能はかなり悪いようで、アストンマーティンヴィラージュやDB9のオーナーからうちのほうが良いと言われたのはショックでした。
ただ、燃費を考えては楽しくないので、踏めるときは踏んでしまいます。
目安は、都内ならリッター3.5km、高速ならリッター7.5kmです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験