BMW M5 のみんなの質問

解決済み
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以前質問させていただきまして丁寧に説明していただきありがとうございます。しかしその時のコピーを紛失してしまいました。改めて質問させていただきます。

トヨタのハイブリッドと日産のe=powerは名称が違うだけじゃないんですか。またホンダ、スバルのハイブリッド,スズ゛キのストロングハイブリッドとはどうちがうんですか。マイルドハイブリッドは抜きにしてお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

【トヨタのハイブリッド】
独自の動力分割機構でエンジン出力を直接駆動と発電機に分配する装置が特徴のスプリット式ハイブリッドシステムです。
エンジン出力は動力分割機構を構成するプラネタリーギヤで異なる分配量で出力が分割されます。
発電機には23%以上が分配され、状況に応じて増減します。
発電機は得られた回転エネルギーを電力へ変換し、モーター駆動の動力とします。
モーター駆動と直接駆動を合成して走行します。
エンジンが不要な場合は、駆動用高電圧バッテリーの電力を使ってモーター駆動します。
駆動用高電圧バッテリーが枯渇しそうな時や、減速時の回生ブレーキでは発電した電力をバッテリーへ蓄え(充電)ます。
直接駆動が効率的な時と、モーター駆動が効率的な時で、バランスを調整する事で運動効率を向上させる事ができます。
ただ、発電機への分配量が23%以上必要なために、エンジン効率が良い時でも発電しなければならないという負担が残っています。

【日産のe-Power】
エンジンは発電に徹し、発電した電力でモーター駆動させる方式です。
シリーズ式ハイブリッドシステムと呼ばれています。
基本原理は110年も前に市販されたポルシェ ミクステそのものですから、電気自動車の昔ながらのかたちです。
ディーゼル機関車に多く採用されている方式ですから、目新しいものではありません。
エンジンは回転数を一定に保つ程、燃焼効率が向上します。
モーター駆動する事で、走行状態に関係せずにエンジンを効率的に利用する事ができます。
e-Powerの場合、バッテリーが小さいので完全に走行状態に関係しないようにはできていませんけど。
エンジンの燃焼効率向上分は燃費も向上します。
同様はハイブリッドシステムは、三菱OutlanderPHEVやホンダi-MMDが採用しています。
OutlanderPHEVやi-MMDは、エンジン効率が良い高速走行ではシリーズ式ハイブリッドシステムを分離してエンジン直接駆動する機能がありますが、e-Powerには搭載されていません。
そのため高速走行での速度上限はかなり低くなっています。

【ホンダのi-DCD】
ホンダにはi-MMDの他にi-DCDというパラレル式ハイブリッドシステムがあります。
この方式は、エンジン出力にモーター出力を結合させてエンジンをモーターで補助するのが基本構成です。
エンジン出力には6速DCTというトランスミッションを繋ぎ、モーターは2段階のリダクションギヤを経由してDCTの奇数軸に結合しています。
これによりエンジン側6速、モーター側4速を実現しています。
パラレル式ハイブリッドシステムの典型的なものは、エンジン出力軸にモーターを構成しますが、i-DCDは異なるトランスミッションの軸にエンジンとモーターを結合するという独特の設計です。
この方式でエンジンルームにエンジン横置でパワートレインを完結できています。
(パワートレイン長を短く済ませています。)
ダイレクトにシフトチェンジができるトランスミッションがあるので、機敏な運動性能が実現できています。

過去にはIMAという簡易なパラレル式ハイブリッドシステムがありましたが、トヨタとのハイブリッド競争に敗れて、現在のi-DCDとi-MMDが新規設計されました。

【スバルのハイブリッド】
典型的なパラレル式ハイブリッドシステムです。
エンジン直後にモーターを配置して、エンジンを補助します。
モーター出力がトヨタやホンダ等よりもかなり小さいにで、モーターのアシストは大きくありません。
トランスミッションにはCVTを採用しています。

【スズキのハイブリッド】
Sエネチャージ・マイルドハイブリッド・ハイブリッドと3種類ありますが、基本性能は大きくは違いません。
Sエネチャージとマイルドハイブリッドは、オルタネータとセルモーターを統合したISGというモーターでエンジン始動のついでにに若干のトルクを短時間発生します。
この短時間のエンジンとの同時駆動でハイブリッドという名称を使っていますが、一般的なハイブリッド車と比べるとアイドリングストップ車に近い存在です。
エンジン始動時以外では、巡航走行中の自然減速(若干の起伏等)でモーターアシストする事でエンジン回転数を保ちます。
これによりエンジン燃焼効率の悪化を避ける事ができます。
Sエネチャージは6秒程度、マイルドハイブリッドで30秒程度がモーターアシストできます。違いはアシスト時間だけです。
一方ハイブリッドモデルは、一応パラレル型ハイブリッドシステム構成となっていますが、個々の部品性能を少なく設計したもので、マイルドハイブリッドのモーターアシスト時間制限が無くなったものと思った方が良いでしょう。
要するに、モーターアシストが小さく、システムの違いはモーターアシスト時間です。

【その他】
日産には上記以外のSkylineハイブリッド等に搭載しているFRレイアウト用パラレル式ハイブリッドシステムや、Xtrailハイブリッドに搭載しているFFレイアウト用パラレル式ハイブリッドシステム等があります。
FR用は、トランスミッションにステップATを採用し、FF用にはCVTを採用しています。

(m5zsiddd_0315さんへ)

質問者からのお礼コメント

2018.1.27 14:39

勉強になりました。来年買い替える予定です。コピーしてファイルしときます。参考になります。

その他の回答 (2件)

  • 以前の質問でしょ
    https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q13183112993

  • 日産のは 発電機付き電気自動車

    トヨタのは
    エンジンモーター複合切り替えミッション付き

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