カーボンファイバー製パイプへのタップに付いて。 何時もお世話になります。

Question

カーボンファイバー製のパイプ約3cm 厚さ4mmの素材にM4x8 ピッチ0.7のネジ穴を作る予定なのですが何か注意点は有りますか？円形のパイプにドリルで穴を開けるには難しいですか？ 専用の機械で穴を開ける予定です。

カーボンがどのくらい硬い分からないのですが鉄より相当硬い素材ですか？

Answer 1

カーボンへの穴あけは手加工だと難易度高いです。もし手加工でやるのなら穴あけ用のジグを用意した方が確実です。
ジグ無し手加工の場合はリューターに超硬バーで下穴あけて棒ヤスリで規定寸法まで広げていく方が安全です。
タップに関してはカーボン直は耐久性が無いのとタップを立てている時に積層間剥離が起きやすいのでおすすめしません。
通常はポップナットかヘリサートを使用します。

Answer 2

なんちゃってウェットカーボンなら簡単に開く。
釜で焼いた本物カーボンだと開かない。本物カーボンは穴を開けてから釜で焼く。

どうせ安く買ったやつでしょうから簡単に穴開け出来ます。

Answer 3

善良な一般市民です。さんへ

>カーボンファイバー製のパイプ約3cm 厚さ4mmの素材
>M4x8 ピッチ0.7のネジ穴を作る予定
との事ですが、これは側面にですよね?

>何か注意点は有りますか？
私だったら

>円形のパイプにドリルで穴を開ける
のは避けるなぁ。
勿論、孔を開ける事は出来ます。パイプ径と一致したアダプターを当てがって、ドリル刃をガイドしてやれば良い。
しかしカーボンの強度の素である繊維を切ってしまうし、雌ネジを立てると、割れを助長してしまう事に成る。
パイプ端に、ぴったりなプラケットを装着(接着)して、こちらにネジを設ける様にしますねぇ、私なら。


余談ですが、幾ら強いとは言っても、力が1点に集中しない様に注意すべき素材だと思います。その点で、雌ネジを直接、それも後加工で付けるのは賢く無い。
雌ネジ部品を、カーボン樹脂製品を作成する段階で埋め込む様に作るべきかと愚考します。
一般的にそれは無理。だから、使い難い素材なんですね。

Answer 4

カーボンは、固いです。鉄より相当硬い素材です。

ドリルの回転がゆっくりですと割れてしまうので、回転数を上げます。
そうすると、キリの寿命が短くなります。
普通のキリですと、すぐ切れなくなるし穴がボソボソになります。

ドリルは超硬を使用します。
スポットカッターみたいな先端形状のドリルが、理想です。

＞専用の機械で穴を開ける予定です。

パイプへ真っすぐ穴開けするには、ボール盤が必須です。