ただのエンジンとレシプロエンジンの違いってなんですか？車初心者で専門用語とかあんまり知らないので、分かりやすくお願いいたしますm(*_ _)m

Question

4ストロークレシプロエンジンの意味も教えて欲しいです。
｢ストローク｣単体の意味だけは知っています

Answer 1

>ただのエンジンとレシプロエンジンの違いってなんですか？

それは「自動車」と「スポーツカー」が違うくらい、
あるいは「飛行機」と「ジェット旅客機」が違うくらい違いますね。
つまり「レシプロエンジン」は、数あるエンジンの種類のなかの一つです。
「違う」というよりは「レシプロエンジン」は「エンジン」の中に含まれている関係です。
ガソリンや軽油などを燃料に、動力を得るものが「エンジン」です。

「エンジン」は日本語で言うと「原動機」・・・・いや、これだと電気モーターなども含まれてしまうかな・・・・
やはりここは「発動機」でしょうか。
自動車メーカーのダイハツは、創業当時はエンジンメーカーで「大阪発動機」という社名でした。
https://www.daihatsu.com/jp/company/know/02.html

オートバイやモーターボートで有名なヤマハも「ヤマハ発動機」という社名ですね。
人知れず他社にエンジン供給してたりします。
https://global.yamaha-motor.com/jp/profile/message/

レシプロエンジンはレシプロケイト、つまり往復運動をするエンジンです。
シリンダーの中をピストンが往復するエンジンですね。

レシプロエンジンではないエンジンとしてはロータリーエンジンがあります。

ガスタービンエンジンというのもありますが、自動車やオートバイの世界限定なら一般的ではないですね。
https://www.youtube.com/watch?v=b2A5ijU3Ivs
https://www.youtube.com/watch?v=dSyet18948g
https://www.youtube.com/watch?v=U_6KMucoqEA

Answer 2

レシプロエンジンとは、ピストンが上下する運動を、回転運動に変換して、出力を得る エンジンの事です。

マツダのロータリーエンジンの話が出て居ますね。

ロータリーエンジンは、発明者のフェリックス ヴァンケル氏の名前から、ヴァンケルサイクルエンジンとも呼ばれます。

回転運動から推力を得るジェットエンジンや、ジェットの推力から回転を取り出す、ガスタービンエンジンも有りますね。

本題の4ストロークレシプロエンジンに付いて。

レシプロエンジンは、ピストンがシリンダー内部を上下して、作動します。

先ず、ピストンが下降すると、(実は、空気の慣性を考慮して、一般的には下がる前からですが)吸気バルブが開いて空気(ガソリンとの混合気)がシリンダー内部に吸い込まれます。

ピストンが下がりきったら(先と同じ理由から、上昇し始めて少し後でですが)吸気バルブが閉じ、ピストンの上昇と共に、混合気は圧縮されて行きます。

ピストンが上がりきったら、スパークプラグの火花で、一気に燃焼して、ピストンを押し下げます。(点火に極僅かの時間が必要なので、実際には火花は上がりきる寸前に飛ばされます)

押し下げられたピストンの力が、クランクシャフトを回して、出力に為ります。

押し下げられたピストンが、今度は上に上がって行く時には、排気バルブが開いて、排気ガスは上がって行くピストンに、押し出されて行きます。

吸入(吸気)で下がるのが1回、圧縮するのに上がって行くので2回、爆発で下がるのに3回、排気ガスを排出するのに上がって4回のストロークで、全ての工程が終わり、最初からの繰り返しで、エンジンは回転するのです。

Answer 3

レシプロというのは、レシプロケーティング、つまり往復運動のこと。

レシプロエンジンは往復運動を回転運動として取り出す内燃機関。
シリンダー(筒)の中で発生した燃焼エネルギーを、ピストンで往復運動にしたあと、クランクシャフトで回転運動へ変換して回転エネルギーとして取り出す。

世の中の自動車のエンジンはほとんどがレシプロ。
(マツダの一部車種に積まれた「ロータリーエンジン」はレシプロではない内燃機関の一種)


4ストロークエンジン(以下4スト)は、
正しくは4ストローク1サイクルエンジン。
4ストロークで1つのサイクルを完了するエンジンのこと。
4ストは吸入→圧縮→燃焼→排気という行程を延々と繰り返す。

ピストンが下降しながら吸入して、
上昇しながら圧縮。
そして燃焼させて下降(エネルギーとなるのはここ)、
上昇しながら排気。

概要としてはこんなところ。

Answer 4

エンジンの種類にレシプロエンジンが入ります。
レシプロの他にロータリーエンジン、タービンエンジンもあります。

4ストロークエンジンは４回の行程で一つのサイクルが
終了するエンジン、正確には4ストローク・サイクル。
吸気→圧縮→燃焼→排気の順にピストンが上下して行われます。