BMW M4 クーペ のみんなの質問

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軽自動車ってやっぱり安全性で劣るの?

それは小さくて軽いから?
他に理由はどんなのがありますか?

よろしくお願いします。

補足

実は来年発売?されると思われる、コペンかビートの後継車購入を考えているのですけど、 軽でしかもオープンで走っ照る時にぶつかるとやばいかなと。。。 通勤で使う予定で距離が片道50kmあるので安全性を考えてコンパクト普通車も 含めて検討中でして。 軽の安全性について気になりました。 上記用途なら、軽はやめておいた方がいいですか?まあ自分次第ですが。

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ベストアンサーに選ばれた回答

結論からいえば,やめておくべきです。これは衝突安全性と燃費達成率からいえます。以下,衝突時の死亡率を示します。

●死亡データ
最初に添付グラフをご覧ください。縦軸は運転者 1000人あたりの死者数です。

・青色 … 車両単独事故での死亡率
・緑色 … 車両相互事故での死亡率

これから次のことがわかります。

・軽自動車は単独では死亡率が低い。これは車両速度が比較的低いためです
・他車との衝突では,車両強度が不足するために死亡率は,一般のクルマの約2倍

→ 軽自動車の安全性が向上し,普通車と同じというのは誤解です

●どうして相互事故で死亡率が高いのか?
運動量保存則から,軽い自動車へ与えられる運動量は,重いクルマから来ます。このため軽いクルマほど,衝突安全性は厳しくなります。さらに車室内をギリギリまで大きくしているため,十分なインパクトゾーンを確保できません。

ここでは、簡単のため、いわゆる完全衝突(エネルギ保存)で大きなクルマと小さなクルマの正面衝突を考えてみましょう。

・大きなクルマ 車重=1500kg
・小さなクルマ 車重=750kg

●ケース1 正面衝突した場合
車速=60km/h(両方)
・衝突後の速度 大きなクルマ=20km/h 小さなクルマ=100km/h (速度方向は、衝突前の逆)
・衝突前後の速度変化 大きなクルマ=80km/h 小さなクルマ=160km/h

→ 小さなクルマでは、大きな速度変化が起きていることがわかります

●ケース2 大きなクルマが停止し、小さなクルマが走行して大きなクルマに衝突
車速=60km/h(小さなクルマのみ)
・衝突後の速度 大きなクルマ=40km/h 小さなクルマ=20km/h
・衝突前後の速度変化 大きなクルマ=40km/h 小さなクルマ=80km/h

→ やはり小さなクルマの方が、速度変化が大きい

●ケース3 小さなクルマが停止し、大きなクルマが走行して小さなクルマに衝突
車速=60km/h(大きなクルマのみ)
・衝突後の速度 大きなクルマ=20km/h 小さなクルマ=80km/h
・衝突前後の速度変化 大きなクルマ=40km/h 小さなクルマ=80km/h

→ 小さなクルマの速度変化が大きい

これらから衝突の影響は、小さなクルマ(厳密には、軽いクルマ)の方が大きいことが、おわかりいただけるでしょう。

●国はどうしたか?
軽自動車規格を決める国は,過去に下記のような変更をしてきました

1949年 全長2.8m×全幅1.3m×全高2m 4サイクル=300cc以下 2サイクル=200cc以下
1951年 全長3m×全幅1.3m×全高2m 4サイクル=360cc以下 2サイクル=240cc以下
1954年 2サイクルの排気量を360cc以下にし、4サイクルとの区分をやめた
1976年 全長3.2m×全幅1.4m×全高2m 550cc以下 … 排ガス規制で低出力になったため排気量アップ
1990年 全長3.3m×全幅1.4m×全高2m 660cc以下 … 排ガス規制対応
1998年 全長3.4m×全幅1.48m×全高2m 660cc以下 … 衝突安全性アップ

つまり98年のサイズ拡大では,衝突安全性の向上が狙いだったのですが,各社はサイズアップした分を車室内居住性の向上に使い,安全性向上は構造を変更することで対応しました。つまり国の思いは実現できなかったのです。

●試験問題
衝突安全性をはかる試験問題(自動車アセスメント)をクリアすることは必要ですが,この「試験問題優先体質」こそが問題です。これは燃費も同様です。たとえばカタログ燃費に対して実燃費の燃費達成率は下記の通りです。

欧州車 = 80~90%
日本車 = 60~70%

これは欧州車に乗っているユーザが,日本車より燃費が良いという声になっています。実際,高速燃費は欧州車の方がかなり優れています。

●規格廃止か変更か?
軽自動車は日本独自の規格ですが,BRICSのような国には向いています。このため軽自動車の仕様をすこし直して,グローバル対応をする可能性があります。しかし燃費改善については,排気量が1.0~1.2Lエンジンのクルマにはかなわないでしょう(車重が900kgくらいになると,トルクが100Nmくらい必要であるため)。そうなると,日本の軽自動車の規格を見直す方が,そのままグローバル対応になるので有利です。

なおトヨタのパッソをみるとわかりますが,大きさは1.0L超ですが,内容は軽自動車のままです。つまり安い軽自動車の作り方でリッターカーを作れるわけです。そうなると,大きさの制約として軽自動車を残す意味がなくなります。

昨今の電気自動車ブームを考えると,2シータくらいの新規格を新設し,従来の軽自動車規格はやめた方が良い感じです。ただ現在は不況ですから,売れている軽自動車規格を廃止できません,変更もやりにくい状況です。

●安全な普通車は?
たいへん申し訳ありませんが,下記URLからお選びください。

http://www.nasva.go.jp/mamoru/car_search

これは全車ではありませんので,ご注意ください。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

回答の画像

質問者からのお礼コメント

2013.7.2 07:48

多くのご意見、回答有難うございました。
通勤で使うことに対して、燃費、楽しさ、価格から軽スポーツ考えていましたが、
安全性と距離が長いことのリスクを考えると、辞めておいた方がいいのかなーっという気がしてきました。
まあ、まだ時間はあるのでよく考えたいと思います。

その他の回答 (16件)

  • よく軽自動車は安全基準を満たしてるから安心と言う人がいますが、
    それは最低限の基準を満たしてるだけで、やっぱりというか、
    車のグレードに比例してると思います。ムーヴとクラウンが同じ基準ではなく、
    最低基準を共に満たしてるというだけです。

    また、軽自動車は、ある基準となる車から、あらゆるものを削り、軽自動車の規格を
    満たすためだけに作られています。安全性を高めるためにあれこれ装備すると
    燃費が悪くなってしまったりするので、最低限と考えた方がいいでしょう。

    以前、日産の開発者が、軽自動車を作ってる工場を見学した際、普通自動車とは全く違う作りだと
    言っていました。ドアひとつ、インパネの軽量化、簡素化、シャーシや足回りの強度など、
    どれも普通自動車のパーツの流用ができないみたいです。同じ車とは思えないほど
    違ってるらしいです。

    もしも家族が車を検討していたら、軽自動車は薦めません。
    なぜなら、もらい事故でさえ、軽自動車の人が亡くなってるからです。
    割り切って考えるのならいいと思いますw

    燃費、安全性、居住性、動力性能などを考えると、最低限コンパクトカークラスのサイズは必要ではないでしょうか。

  • 安全性には2種類あります。

    事故に合った時の強度やエアバック等の安全装備でどれだけ命を守れるかが一つですが、それ以前に

    事故回避能力の安全性が大事です。

    軽規格で決められた車幅なのにスペースを稼ぐ為に殆どの軽自動車はアンバランスなほど背が高いですから、横風や急ハンドルなどで簡単に転倒します。

    事故回避にはハンドリングも、エンジン性能の余裕も必要です。

    たった660ccでターボを着けても1トン近くもなる車重に大人4人も乗れば、とっさの時の危険回避も思うように出来ません。

    軽自動車で唯一その点の安全性が有ったコペンも既に生産を終えています。

    660ccの規制がある限り2人+αで低くて軽量な軽が出てくればもう少し安全かもしれません。


    補足について・・・

    ビートに乗っていますが、背中にエンジンを背負っていて低くて、走行安定性は抜群ですし、オープンで走る限りは制限速度内でも風を感じて十分なスピード感が有りますから無理なスピードを出しません。

    したがって事故を起こす可能性はむしろ少ないと思います。

    古い車ですからエアバックも着いていませんが、別に不安も感じず、好きなステアリングを着けて楽しんでいます。

    もっと古いくクラッシックオープンカーでは、シートベルトもシートにヘッドレストもない物もありますが、今でも合法でそのまま走れますし、乗る人は十分承知の上で気を付けた運転でドライブを楽しまれています。

    オープンカーは見た目には転倒すれば被害が大きいと誰しも思いますが、実は屋根がないので全ての起用度をフロアで持たせていますから、箱型の車に比べて床周りの剛性は異常に高く、意外と壊れないのです。

    転倒すれば頭が・・ですが、最近のオープンカーはフロントのフレームが丈夫で、座席の後ろにロールバーが付いていれば、シートベルトさえしていれば意外と怪我ひとつしません。

    勿論これから出るオープンなら今以上に安全性には十分配慮されると思います。

    ベルトはしっかり留める事も大事ですが、出来れば4点式が良いかもしれません。

    片道50㎞はかなりの時間になりますから、つまらない車なら安全でも退屈ですが、気候の良い時にオープンで走れば風を感じたり小鳥のさえずりや、花の香り等も感じて退屈せずにむしろ通勤時間を楽しむこともできます。

  • 単純に衝突を吸収するスペースが短いからだと、例を挙げると
    軽の1BOXタイプはエンジンが下に搭載しているので前方からの衝突に特に弱いです
    衝突実験↓
    http://www.youtube.com/watch?v=Srn95LPb-xw

    エンジンがフロントに搭載している場合は前方からの衝突には強いです
    衝突実験↓
    http://www.youtube.com/watch?v=ZGSSHneBS34

    1BOX車以外は最近の軽自動車は強く造られています
    しかし後方からの追突にはスペースがないので弱いです

  • フロントが潰れて閉じ込められるなどの致命的な損傷は、ハイテン鋼などの採用拡大により昔に比べれば丈夫にはなっています。

    ただ、最新のスペーシアなどはフロント部分にかなりのハイテン鋼が使われており、ちょっとぶつけただけでも修理が困難になっていると修理業界が懸念を示しています。修理代金の上昇を、軽ユーザーは納得してくれるのか?というもの。

    最大の欠点としては、横幅が足りないのはいかんともしがたく、コンパクトカーよりも転倒しやすいことは確かです。特に人気のハイトワゴンと言われるモデルは、重心も高いためにちょっとした衝突でもひっくり返ります。

    乗用車がひっくり返るというのは余程のことですが、軽がひっくり返る事故映像はYoutubeにもかなりアップされていて見ることができます。

    台風の強風くらいでも、よくひっくり返るのが話題となります。

    追記:
    基本的に、輸出されていないモデルは衝突安全性では劣るというのが一般的な常識です。

    輸出モデルは並み居る海外モデルと競わなければならないために、それ相応の性能を備えています。これに対して国内専売モデルは井の中の蛙で、国内基準のみをクリアすれば良いためにコストが優先でソコソコなのです。

    回答の画像
  • 事故の際、衝撃を吸収する部分が必然的に少なくなるので構造上どうしようもないレベルで、普通車よりは劣ります。
    でも20年くらい前と比較したら天と地ほどの違いがあります。
    近年ものは、知恵袋でキャンキャン吠える輩がいう程危険なものではありません。

  • 難しい理論は抜きにして、単純にフロントバンパーの先端と前席の乗員との距離が近いですからね。
    軽のワンボックス車なんて20cmもありませんから、フロントがぶつかる事故の場合にはほぼ間違いなく足が潰れますね。

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