アウディ TT ロードスター 「環境性能と色気を有した車 今年の3月に納車され半年で約5000キロ走行しました．過去にインスパイアとインテグラタイプR（DC5）を所有しTTが3台目で」のユーザーレビュー

環境性能と色気を有した車 今年の3月に納車され半年で約5000キロ走行しました．過去にインスパイアとインテグラタイプR（DC5）を所有しTTが3台目で

2009.9.26

総評

環境性能と色気を有した車
今年の3月に納車され半年で約5000キロ走行しました．過去にインスパイアとインテグラタイプR（DC5）を所有しTTが3台目です．昔から走る車へのこだわりが強い私ですが，以前友人に乗せてもらったBMW Z4の爽快感が忘れられず，今回はオープンカーに絞って車を選びました．BMW New Z4や日産Fairlady Zロードスターなどが候補に挙がりましたがいずれも当時は未発売で唯一試乗できたのがTTロードスターでした．

満足している点

色気のあるスタイリング: 全体的に丸味を帯びたデザインですが，フロントライトはキリッと鋭い目つきをしており，Audi独特のLEDライトも加えると注目度No1です．全幅が1840mmあることも存在感を際立たせる要素だと思います．最近の日本車はエコロジーばかり追求して（もちろん大切ですが），周囲の目を引き付けるようなデザインを有する車が少ないと思います．頑張っているのは日産ぐらい（スカイラインクーペやFairlady Zなど）でしょうか．
エンジン：AudiやVWでおなじみの２L直噴ターボエンジンです．速さではランエボやインプレッサWRXが遥かに勝っていると思いますが，実用域で十分なトルクがありまったく不満はありません．燃費は街中で6-9Km/L，高速で13-15Km/Lで満足しています．
高速安定性：アウトバーンでの走行を前提に作られているためか120Km/hを超えたあたりからの安定性は素晴らしいと思います．ちなみにリミッターは250Km/hに設定してあります．日本車がいくら高性能になっても180Km/hで頭打ちになってしまうのは悲しい．もちろん必要ないといわれればそれまでですが・・・
Sトロニック：前の車がMTだったので，トルコンATには抵抗がありました．VWのDSGと同じシステムですが，Dレンジでのシフトのタイミングが抜群です．発進時のもたつきを指摘する人がいますが，慣れの問題だと思います．日本車ではなぜこのような２ペダルMTが普及しないのでしょうか？
オープンカーであること；TTを買った理由がまさにこれです．オープンにすると嫌なことやつらいことを忘れられます．晴天の田舎道や夜の街中などがステージとして最高です．また50Km/h以下なら走行中にも幌を操作でき，トランク容量に影響を与えないことも長所です．幌を閉じると予想以上の静寂感に包まれます．１台で２種類の雰囲気を有する車です．

不満な点

Sトロニック；MTからの乗り換えで一番の不満はエンジンブレーキが弱いことです．そして下り道でシフトダウンをすると一瞬ニュートラルになるのか，加速してしまいます．
標準NAVI：アウディが作った部分の内装は質感もあり満足していますが，日本に輸入されてから取り付けられたナビは，少し出っぱっていて走行時にビビリ音が聞こえます．
ワインディングでの安定感；これだけはインテRにかないません．

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験