アウディ TT ロードスター 「TTの原点 20世紀の最後に登場して来たTTシリーズは、当時その未来的デザインと性能が高く評価された事は今でも記憶に新しいですね。そんな原点的モデル（」のユーザーレビュー

TTの原点 20世紀の最後に登場して来たTTシリーズは、当時その未来的デザインと性能が高く評価された事は今でも記憶に新しいですね。そんな原点的モデル（

2009.1.9

総評

TTの原点
20世紀の最後に登場して来たTTシリーズは、当時その未来的デザインと性能が高く評価された事は今でも記憶に新しいですね。そんな原点的モデル（一説にはロードスターの方がオリジナルデザインであったと聞いてます）を21世紀になってしばらくした今、乗ってみたくなり中古で購入に踏み切りました。
出来る限りオリジナルのままの程度の良いMTの車両を探し出すのに一年を要しましたがおおむね満足しています。
前のオーナーも好きで乗っていた方なのでしょう。内外装共に極上ですし7年の歳月を感じさせないのはオリジナルデザインが良かった事が奏功しているとも言えますね。
ターボで加給した225psのエンジンは車重を考えればそこそこの動力性能ですが、やや古めかしく回るエンジンや重々しい操舵感のステアリングは現代のものとは一線を画すものでしょうがしっかりとした質感をお望みの方には良いバランスだと思います。
当方複数車両所有ということもあり2シーターには全く心配不要ですが、これ一台でも普段使いからちょっとした旅行に困る事は無いと思います。ちなみに軽量キャディーバッグで上手くやりくりして夫婦2人で一泊ゴルフに行ってるほどです。
新型TTにも何度か試乗しましたがこれはこれで素晴らしいクルマです。
しかしながらAUDI　TTの持つオリジナル性は初代に軍配が上がるように思います。
結果的に維持費は新車、中古ともあまり変わりはないと思いますから好みで選べば良いと思います。

満足している点

独自性の強い内外装はクルマのデザインコンセプトが貫かれた卓越したものである点。
細部迄丁寧に作り込まれた内装はシンプルであるが故に完成度の高さを実感出来る点。
VWグループの5バルブエンジンの重さを伴って吹け上がる様子はオープンカーにふさわしいスポーティーなものである点。
雨天時や山坂道でも安心してフリ舞わせるクワトロシステムの恩恵が大きい点。
新車価格相応の装備の豊富さや望外な音響設備の良さにも充分に満足出来る点。
簡単にオープンに出来る点（ラッチの操作は至って簡単）。
シートヒーターが5段階にも選べて気温や体調によって細かく選択出来る点（3段くらいでも問題は無いですが）。

不満な点

1,800ccと思うと意外に悪い燃費（平均9.8km/L新車時にはもう少し良かったのかもしれない）。
スポーツとは違う操舵性（軽快感が薄いと言う意味）。
オープン時に天井面が空を向く畳み方の屋根（内側が濡れたり汚れたりします）。
かっこいいけど使いにくい（実質使えない）ドリンクホルダー。
使用されている部品の信頼性がイマイチ低いところ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験