こんにちは。 レクサスISF(補助なし)とアウディS6(補助あり)のエコカー補助金の判断基準は なんでしょうか。 よろしくお願いします。

Answer 1

環境対応車への買い換え・購入に対する補助金については、http://www.mlit.go.jp/common/000109166.pdf の通り平成２１年４月１０日から平成２２年９月３０日までにそれぞれ必要な手続きがなされている新車と廃車が対象です。

平成22年度燃費基準は車両重量毎に10・15モード燃費で以下を越えている車両が該当します。
702Kg未満 : 21.2Km/l
702～827Kg : 18.8Km/l
828～1,015Kg : 17.9Km/l
1,016～1,265Kg : 16.0Km/l
1,266～1,515Kg : 13.0Km/l
1,516～1,765Kg : 10.5Km/l
1,766～2,015Kg : 8.9Km/l
2,016～2,265Kg : 7.8Km/l
2,266Kg以上 : 6.4Km/l

【レクサスIS-F】
車両重量：1690kg
10・15モード燃費：8.2Km/l
規定燃費10.5Km/lをクリアしないので、平成22年燃費基準対象外です。

【AudiS6】
車両重量：1985Kg
10・15モード燃費：9.1Km/l
規定燃費8.9Km/lをクリアしているので、平成22年燃費基準対象です。

基準を重量あたりの燃費にしてみると、
701Kg : 30.24m/l/Kg
827Kg : 22.73m/l/Kg
1,015Kg : 17.64m/l/Kg
1,265Kg : 12.65m/l/Kg
1,515Kg : 8.58m/l/Kg
1,765Kg : 5.95m/l/Kg
2,015Kg : 4.42m/l/Kg
2,265Kg : 3.44m/l/Kg
となり、明らかに重量の重い車の燃費改善要求が少なくなっていることがわかります。

エコカー補助金・減税制度は決してエコではありません。
国土交通省と業界のエゴ制度ですから。

13年越えの軽自動車を廃車して大型ワンボックス車を買うと、補助金や減税が満額貰えることで、誰でもエコでないことはわかるはずです。

質問者からのお礼コメント

みなさん回答ありがとうございました。車重が上昇すれば補助金対象になりやすいって、へんですね。ちなみにs4はISF比、排気量こそ違いますが、1780kg(+90)で、燃費8.9で補助金対象みたいですね。isfは排気量5リットルの割にはいい値なんですが。

Answer 2

Audi S6の補助ありはメーカーからの補助かと思います。

Answer 3

レクサスIS Fは、車重1690kgに対し、10・15モードの計測値が8.2km/L。
エコカー補助金の基準のひとつである「平成22年度燃費基準+15%」(12.1km/L)どころか、H22基準そのもの(10.5km/L)すら遙か遠くの存在です。

アウディS6の10・15モードの計測値は知りませんが、補助金が認められているのでしたら、少なくとも「平成22年度燃費基準+15%」である10.2km/Lは達成しています(基準は車重によって異なりますので、車重2000kgのS6ではこの燃費を超えることが補助金の条件のひとつです)。IS Fの値とは、大きく開きがあります。

早い話が、IS Fは燃費が悪いんです。
なお、IS Fは環境性能として「平成17年基準排出ガス75％低減」達成をアピールしていますが、これは補助金の条件にも含まれていますので、当然S6も同基準を達成しています。