アウディ R8 （クーペ） 「知性を備えたスーパースポーツ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

知性を備えたスーパースポーツ

2022.1.25

年式

2016年7月〜モデル

総評

アウディのハイテクとスーパースポーツが融合した1台。普段乗りも考えるなら、兄弟車のランボルギーニよりもこちらがオススメ。

満足している点

操縦感覚や乗り心地も超優等生。街乗りでも使える汎用性の高さ。

不満な点

常に知が勝り、イタリアンスポーツのような官能性に乏しい。

デザイン

5

初代が登場したのは07年。かなり年月が経つが、ワイド＆ローなエクステリアは未だ色あせることはない。

走行性能

5

5.2L V10エンジンの最高出力／最大トルクは620ps、580Nm。このハイパワーを四輪駆動によって地面を蹴とばしていく。その加速は見事の一言！　コーナーリングスピードも恐ろしく速く、自分の運転技術が上手くなったと勘違いするほど。

乗り心地

4

かなりジェントルで上質。アウディらしいしっとりとした上質さで、車幅の広さと車高の低さを除けば街乗りも快適だ。

積載性

1

絶無に等しく、ボストンバックが2個入る程度。

燃費

4

リッター7km台といったところ。大排気量NAエンジンのスポーツカーに燃費を問うのは愚かである。

価格

2

気付けば3000万円と、兄弟車のランボルギーニ・ウラカンよりも高額なクルマになってしまった……。