2019年9月
■2019年9月
アウディジャパンは、クーペスタイルの新型SUV「アウディQ8」を2019年7月3日に発表、同年9月3日より販売を開始した。
Qシリーズの新たなフラッグシップとなるQ8は、八角形のシングルフレームグリルにアウディの代名詞であるquattro(クワトロ)を象徴するブリスターフェンダーを採用する大型ラグジュアリーSUV。そのボディは全長4995mm×全幅1995mm×全高1705mm、ホイールベース2995mm。Q7に対して75mm短く、25mm幅広く、30mm低いという大きさで、弧を描くルーフラインやフレームレスドアなどによりエレガントな仕上がりを見せている。
インテリアはセダンのA8などと同様、タッチディスプレイを全面的に採用したMMIタッチレスポンスやフルデジタルメーターのアウディバーチャルコクピットを装備。ボタンやスイッチを削減したクリーンなインテリアを実現するとともに、より直感的な操作を可能にしたという。シートは2列配置の5人乗りとなり、リヤシートは100mmスライド調整が可能。605Lのラゲッジスペースを確保しており、リヤシートバックを折りたたむことで1755Lに拡大する。
パワーユニットは最高出力340ps、最大トルク500Nmを発生する3.0リッターV6直噴ガソリンターボ。また、A8、A7、A6で採用済みの48v電源によるマイルドハイブリッドシステムを搭載し、スムーズな走行と燃料消費の低減を実現している。駆動方式をセンターデファレンシャルタイプのクワトロ(4輪駆動システム)とし、8速ATが組み合わされる。
足まわりにはダンピングコントロールサスペンションを設定し、後輪を最大5度操舵するAWD(オールホイールステアリング)を採用。また、最大245mmの最低地上高を実現するアダプティブエアサスペンションを用意し、オンロードからオフロードまでの走りをカバーした。
運転支援関連技術においても最大22個のセンサーやカメラの統合制御によるドライバーアシスタンスシステムを搭載。アダプティブドライブアシストを(ADA)によるアダプティブクルーズコントロール、トラフィックジャムアシスト、アクティブレーンアシストを統合し、0~250㎞/hまでの速度で加減速および車線変更のサポートを提供する。また、アウディ初となるエマージェンシーアシストなどの機能(パッケージオプション)により、緊急時には走行レーン内で自動停止する。さらにパーキング時の縁石への接触を回避するのに役立つカーブストーンアシストも設定されている。
2021年1月1日には価格改定を実施した。
同年10月1日には価格改定を実施した。
2022年4月1日には価格改定を実施した。
同年8月23日には価格改定を実施して、同年10月に発売を予定している。