ハイブリッド車全盛と言われる今後、ロータリーエンジンのこれ からの活躍はないのでしょうか？

Answer 1

駆動用エンジンとしては水素ガスを使っても、燃焼効率は時代に乗れません。
燃料電池の方が効率的なので、水素ガスエンジンは事業化は無理でしょう。
ロータリーエンジンは回転エネルギーへの変換効率はレシプロエンジンより良く、高回転で効率の良いエンジンです。
又、回転変動が少ない程燃焼効率が向上します。
その程度はレシプロエンジンよりも大きいという特徴があります。
この特徴を利用して発電機への採用があります。

発電用エンジンとしてロータリーエンジンは既に使われています。
Audi A1 e-tronには、小型発電用ロータリーエンジンがレンジエクステンダーとして搭載されます。
ロータリーエンジンを最初に製品化したのは、Audiの前進の1社であるNSUです。
自動車向けに大量生産に成功したマツダも、NSUの技術をベースに改良を加えたものです。
A1 e-tronは初期には254ccのロータリーエンジンを採用していましたが、現在は354ccへ出力アップしています。
既にBMWがバイクエンジンをレンジエクステンダーとして搭載したi3を販売しています。
おそらくA1 e-tronの販売は、そんなに先ではないと思われます。

(rirarirasei11さんへ)

質問者からのお礼コメント

ご回答有難うございます。

Answer 2

内燃機関の燃焼室は、鋭角になった所が うまく燃焼してくれないのです。
ロータリーエンジンの燃焼室は、この 鋭角になったコーナーに
囲まれた形状になっているため、レシプロエンジンに比べ、
燃焼効率が大変不利になっています。
つまり、燃料が無駄になる構造です。
従って、燃料の供給不足も心配される これからの時代には 存続そのものが疑問視されそうな次期に来ていると思われます。

Answer 3

まだまだ可能性はあると思います。
水素ロータリーは今後燃料電池車が普及して水素ステーションが増えれば選択肢の一つになるかもしれません。
また、昔言われていた灯油でも燃料として使えるなど、代替え燃料が使えれば注目されるかもしれません。
本来ロータリーエンジンは小型、高出力なので車両設計上有利です。電気自動車の充電用として搭載されるとかコンパクトなことを生かせるかもしれません。燃費が悪いと言われていますが、より排気量の小さいものや一定回転での使用はレシプロエンジンと大差ありません。

しかし、その特性を生かしてスポーツカーに搭載されてきたエンジンなので、発想次第というところですか。
マツダ自体スポーツカーメーカーでもないし、巨大企業ではないので、フラグシップとしてロータリーエンジンを搭載したスポーツカーを開発するのも難しいかと思います。
大衆車に搭載されるような発想が出来れば活躍できると思います。

Answer 4

現在、発電用途でＲＥを活用できないか？とか、水素ロータリーエンジンなどの研究はやっていると聞いたことがあります。
しかし、ロータリー・ユーザーからはパワフルなガソリンエンジンが望まれていると思うんですけどね・・・

Answer 5

アウディがマツダからREの技術や部品の供給を受けてやってますよ。
http://response.jp/article/2013/06/12/199948.html

REって燃費が悪いとか言うのは、出力をころころ変える自動車の動力源として使うとダメなんです。レンジエクステンダーとして出力一定で動かすと、滅茶苦茶小型でハイパワーでかなり軽量というメリットが光ってきます。

Answer 6

現時点でマツダしか作っていないエンジンなので、マツダの頑張りしだいと思います。トヨタのハイブリッドがマツダに供給されるようになるようなので、新しい技術がうまれることもあるかもしれません。