アウディ オールロードクワトロ 「今でこそ低速からトルクを発揮するダウンサイジングターボは流行りですが、オールロードの2.7biturboは10年も前から1000回転台からフラットに最」のユーザーレビュー

今でこそ低速からトルクを発揮するダウンサイジングターボは流行りですが、オールロードの2.7biturboは10年も前から1000回転台からフラットに最

2010.3.27

総評

今でこそ低速からトルクを発揮するダウンサイジングターボは流行りですが、オールロードの2.7biturboは10年も前から1000回転台からフラットに最大トルクを発揮する設定だったのは驚きです。出足から猛烈なトルクで自由自在に加速して実に乗り易い余裕のエンジンです。買ってしばらくして依頼したコンピューターチューンによりトルクは４４kg、３００馬力という事になっています。シャシダイナモ等では計ってませんが、感覚的には十分それくらい出ていると思います。こうなると100kmで2500回転も回ってしまうギアリングが気になります。５速のままアクセルをわずかに踏むだけで100から140へ一瞬です。こんなにばか力無くてもけっこうです、という感じです。
燃費は、かえって良くなりました。
最後に、現行モデル特にA6,A8あたりと比べてこの時期のモデルの方が明らかに優れている点があります。パワステの感触です。最近のは低速でバカみたいに軽くて感触が無いかと思えば40km位で急に固着した様に重くなって交差点で一瞬突っ込みそうになる時がありました。これが気に入らなくてすぐに手放した車とは、現行A8（2005年モデルですので新しいのは良くなってるかもしれません）です。
車は新しいものや上級車種が良いとは限らないので、気に入った車はうかつに手放さない方が良いと身にしみました。

満足している点

以前、オールロードのベースとなったA6アバントに長年乗っていて某車に買い替えたのですがどうにも気に入らない箇所があり激しく後悔、また同じA6を探したものの過走行車ばかりでした。ほぼ同じ車という事で走行２万キロ最終型オールロードがリーマンショックのお陰？か一年前では考えられない安値だったので買いました。この形は前後の見切りも視界も良く実に運転し易いです。A6との比較になりますが、単に形だけSUV風に仕立てたかと思うとそうでは無く、かなりまじめにオフロード性能を追求して昔のAUDIらしく真面目にやりすぎてしまってます。まず、シャシーの補強が多分相当入っていて剛性感が桁違いです。足回りのリンクのパーツもA6とは違う専用品です。この副次的効果か、普通の道でも実に上質な乗り味の車となっています。
ナビ画面が低い位置にあるのも私は気に入っています。最近の車の様にダッシュの高い位置にあると、夜の運転で液晶画面が視界に入って特に雨の日などかなりうっとうしく感じます。皆さんそんなに画面ばかり見て運転したいんでしょうか。

不満な点

特にないですね。ただ、燃費はあまり良くないしエアサスの故障などリスクはあるので万人に薦められる様な車ではありません。良さが判る人だけ乗れば良い車です。
高速燃費ですが、車高を最低にするとかなり空気抵抗が減って0.5kmぐらい伸びます。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験