影の陸の王者
いい車です。手放すと一生後悔してしまうんじゃないかと思います。
他に乗りたいクルマが見当たりません。
本当にずーっと乗っていたい。
セカ
2010.1.31
- 総評
- 影の陸の王者
いい車です。手放すと一生後悔してしまうんじゃないかと思います。
他に乗りたいクルマが見当たりません。
本当にずーっと乗っていたい。
セカンドカーにライトウェイトスポーツが少し欲しくはなりますが...。
最新のアウディも決して悪くはありませんが、何故だかどうしてもこの時代のものが最良だったのではと感じてしまいます。
見えないところの造りに真剣にお金がかかっています。
それでいて無駄なものが一切ない。
何といっても虚飾を廃した見切りのいいデザインがいいですね。(内外装とも)
しかし、それだけでは淋しいのですが、FRアンダーガード、サイドシルガード、巨大ホイールアーチ、ツートンレカロシート等によりノーマルアヴァントとの差別化がくっきりしています。
また、シャーシとエンジンとの性能バランスでシャーシの方が充分勝っている程度なのもいい。
希少性が高いと思います。飽きが来ません。
こんなコンセプトのクルマは今後出ないのではないでしょうか?
カイエンやQ7、トゥアレグはちょっと大きくて重すぎ、目立ちすぎる。
後継のA6/A4オールロードは内外装デザイン完成度が...ウーン今ひとつと思うし...。
Q5はトランクが狭そうだし、内装がA4と同等じゃあ...。
XC70はやっぱり何か胡散臭いし...。
新型アウトバックはちょっとカッコ悪いし...。
ちょっと古くてもいいからこのまましばらく乗ってよう!
- 満足している点
- 1.「硬くて柔かい」エアサスの味付けが絶妙で、特に車高を上げた時の乗り心地にはうっとりします。車高を下げると足回りが固まってガラリとスポーティになりハンドリングが向上します。
2.センターデフの上に乗っているような感覚。雪上や高速でのクワトロの絶対的な直進安定性。トルセンセンターデフ、ワイドトレッドとエアサスとが雪上高速クルーズやワインディングで格別な悦楽をもたらします。
3.このレカロシートに座り慣れると、国産車のシートに座った瞬間アリャリャと思ってしまいます。革質もまずまずなのではないでしょうか?
4.私の個体は緑のインテリアなんですが、ピカピカのウッドパネルとよくマッチしていて、独特な自然の雰囲気を醸し出して疲れた心を癒してくれます。
5.Sモードで踏み込むとウォリャーッという感じで怒涛の追い越しが可能。そのときの力強く滑らかなエンジンフィールとそれを余裕で受け止めるシャーシ性能もなかなかです。
6.油温計があり、踏み込んでもOKなオイル温度が確認できます。
7.室内はかなり静か。国産車とは逆で、アイドリングはちょっとだけガサツですが回わすほどにスムースで静かになります。ハンドルも低速では軽いのですが、高速のぬえわキロ位だと小指一本、手放し運転も可能なくらい重くなります。小径で太めの3本スポークステアリングの手触りもGOOD!!
8.何故かクルマとの対話がいつも絶えず、とにかく運転してて楽しくて、どこにでも一緒に行きたくなってしまいます。一見優等生的ですが、本当におしゃべりなクルマで、いつも話しかけてきてこちらが会話に疲れてしまうときもある位です。
9.やっぱり他とはちょっと違うゾという特別な所有感と存在感ですね。ひっそりと目立たないのも奥ゆかしくていいです。
- 不満な点
- 1.エンジンがコールド状態の時、僅かなターボラグの影響で1速→2速のシフトアップショックが少し大きいです。だから発進時のアクセル感覚が難しい。(バトルシフト使用で回避します)
2.やはり寝ても覚めても、エアサスの故障が心配です。(時々ゴム劣化防止剤を塗ってます)
3.インテリアの塗装が剥げ易い箇所があります。
4.法定速度内では全く問題ないのですが、静かでソフトなブレーキは、高速での咄嗟の制動でドキッとすることがあります。(でも結果的にしっかり停止してるってことは、音が聞こえないだけなのかな?)
5.後部座席周辺からきしみ音がするときがあります。(シートを一旦倒して元に戻すと直ったりします)
6.かわいくてしょうがないので、いつまで乗っていられるのか心配になり、いつか別れのときが来るだろうことが不安です。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験