サンデさん
アウディ A5 スポーツバック
グレード:スポーツバック 2.0 TFSI クワトロ_RHD_4WD(AT_2.0)
2012年式
乗車形式:マイカー
昨今躍進著しい『アウディ』というブランドの持つ硬質でクールなイメージはクリーン且つ知的。
基本『威圧感は有るがヤボい独車』にあって、アルファ等ラテン
2012.7.3
- 総評
- 昨今躍進著しい『アウディ』というブランドの持つ硬質でクールなイメージはクリーン且つ知的。
基本『威圧感は有るがヤボい独車』にあって、アルファ等ラテン勢に引けを取らない「粋」な部分を持っていると思う。
AT+ターボ+ヨンクというふた昔前なら三重苦とも言えた「非燃費系グルマ」ながら、最先端のエンジン制御やトランスミッションを得て「実燃費市街地10km/L」を達成しているのはさすが。
トルク型のターボエンジンなので踏むと力強く加速しラグもそれほど気にならないし何しろ速い。
1740kgのAWDを2000cc過給でこれ程のスピードで走らせるんだからアウディすげーわ。w
重さをもコーナーリング時の安定感に置き換えてがんがんブッ飛んで行く。
でも、速いしよく曲がるんだけれども楽しさは皆無。
ポルシェで走る時の様なリアリティが無い。
高性能で高機能、おしゃれ、精密、クールとくれば「非走り屋」系にはオススメ。
まさにインゴルシュタットのサイボーグですわ。
ただ惜しむらくはブレーキのカックンぶり。
走りのリズムをすべてぶち壊し、逆に危険。
ランドローバーの大型SUV「ディスカバリー4」の方がはるかにブレーキ/ハンドリング共に自然で上質。
ココを何とかしないと目の上のたんこぶ(M-BとBMW)を本当の意味で凌駕することは出来んでしょうな・・・。
上記2車種のドライバーコンタクトは確実にアウディより自然で質です。
- 満足している点
- 新世代八角形シングルフレームと新型A6譲りのイーグルアイヘッドランプを得て、クールさを増したフロントマスク。
伸びやかなサイドビューは、個人的にはこの大きさの4(5)枚ドアでは最も美しいと思う。
「ジャガイモの国」の車ながらセンスが良いのではないでしょうか?w
静止状態から鋭く踏み出す2Lターボエンジンと絶妙な制御のツインクラッチミッションは、現時点では世界最高の技術を得ていると思われ、それを日常で使用出来ている、という満足感は高い。
内装の品質も相変わらず高い。
10年位前の、躍進し出した頃の『ダブルグリルA4』シリーズの方が今より更に上質だった気がするが、それでも現行のBMWをうっちゃり、M-Bを軽くいなす品質と組み付け精度を誇る。
MMIの使い勝手は良好。
SDカードでMP3にも対応するし、ブルートゥースでiPhoneやその他携帯、音楽プレーヤーにも難なく対応。
運転するとAWDだけあって雨の日の安定感は特筆モノ。
特に高速道路の安定感には舌を巻く、嫁さんのメインカーにしていますが、コレならホントに安心。w
カッコ良くて安全性能が高くて日常の使い勝手も確保したグッドバランスカーといえるでしょう。
- 不満な点
- ステアリングの感触がちょっと変、というか希薄。
電動ステアリングかAWDかは不明ながら気持ち良いという方向では決してないです。
ターボエンジンは極低回転からの爆発力が強力で速い、が中間加速はターボラグが多少目立つ上に「回すヨロコビ」は皆無。
ブレーキがカックン過ぎて気持ち良く走れない。
つかマトモに操れない。(爆)
その上ダストが激酷い、パッドを変えただけでダストは全く無くなったが、カックン特性は変わらず・・・。
キャリパーとマスターバックのチューンによるところが大きい模様。
クルコンが無い。
ので折角の高速が楽でない。
シートメモリーも無い。
ので夫婦で乗り換えるのが面倒。
Aピラーが寝過ぎていて視界は劣悪、逆に「包まれ感」はあるのでスポーティである?
とも言えるが・・・。
リヤシートで大人が長時間(1時間以上)過ごすと内臓に支障を来たす。w
バックレストの角度が悪いんでしょうな。^ ^
運転席左足フットレストの角度が変、アフター品で補正してやっとマトモになる。
つかこういうトコほっぽらかすのが車メーカーとして許せん。w
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験