アウディ A3スポーツバック 「ミッションシステムがとにかく素晴らしい。...」のユーザーレビュー

ミッションシステムがとにかく素晴らしい。...

2007.7.7

総評

ミッションシステムがとにかく素晴らしい。総合的に見ても、コストパフォーマンスが素晴らしい。これほどの内容（世界最高の先進技術、わくわくする走行性能、優れた快適性と安全性････）でありながらの、この価格設定にはアウディの良心さえ感じる。（A3のシェアを伸ばすための販売戦略かもしれないが。）残念ながらこのことは、一般には知られていない。（内容を含めた）知名度が、ライバル社（ベンツ、BMW）に劣っていることは否めない。ただ、このこと（知名度の低さ）を残念がっていないアウディオーナーも多いのかもしれない。（いわゆるマイナー主義）
完成度が非常に高く、ドイツ気質か、いい加減なところ、中途半端なところが見あたらない。コストの制約を受けず（セールスマン談）、妥協なく作り込まれているのが随所に見られ、非常に好感が持てる。
確かに同クラスの国産車に比べれば圧倒的に高価であるが、真に本物の車をこのジャンルの、このサイズで求めるなら、他の選択肢が見あたらない。

満足している点

・先進のミッションシステムが素晴らしい。シャープな切れとショックの無い繋がりは見事。他に類を見ない絶品である。現在世界最高のこのミッションを手に入れただけでも、この車を買った意味がある。
・おとなしい上品な外観からは想像できない程の、強烈なエンジン性能。低中速回転域からレッドゾーンまで太いトルク感が途切れない。特に高速道での追い越し加速は痛快。一般道では自制心が要求される。
・一方、省エネ運転も可能。ダイレクトなスロットルレスポンスによって、燃費の善し悪しはドライバーのアクセルワークに委ねられる。渋滞のない高速道では、テクニック次第で14Km/lまで伸ばせる。
・ハーシュネスを適度に抑えながらもコーナリングでのロールを感じさせない見事なサスペンションセッティング。17インチのロープロファイルタイヤを履きながらも実現されている、上質な乗り心地と静粛性はアウディマジックである。
・ボディの塗装が分厚く（確かソリッドカラーで６層塗装と聞いた。メタリックはさらにもう１層？）、光沢と発色が美しい。硬度も高そうでキズが入りにくいと思われる。
・派手さのない、落ち着いたインテリアは、最初は何の変哲もないように見えるが、乗っているうちに上質さに気づいていく。メタル部品を多用して高級感というより、本物感があり、樹脂部品にしても安っぽさが微塵もない。作りが実にしっかり、きっちりしている。品質のトヨタが見本としていると言う噂も頷ける。
・運転席と助手席には電動のランバーサポートが付いており、シートの出来の良さもあって座り心地が良い。長時間運転でもリラックス出来て疲れが非常に少ない。

不満な点

・ブレーキの利き具合に慣れがいる。踏み込みの初期から効き過ぎるようである。しかし、慣れたので問題なし。
・ブレーキパッドの摩耗屑によるホイールの汚れがひどい。ボディサイドの最下部にも飛び火して汚しているようである。部品の特性かもしれない。しかし、ホイールには特別な塗装がしてあるのか、水をかけながら触るだけできれいになる。

<以下は、マニュアル派にとっては不満点ではない>
・シャープなミッションシステムとレスポンスの良いエンジン特性から、いい加減なルーズなアクセルワークではぎくしゃくする（と思われる）。私はもともとマニュアル派で、だらだらしたトルコン系ATが大嫌いだったので、この車が、気持ちよくて、運転しやすくて感動のあまり涙が出そうになったが、マニュアル車を運転できない人や運転したことのない人にはつらいらしい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験